精油の化学っておもしろい☆

 

べル・クウォーレ ハーブ担当なかきたです☆

台風が来ているせいか、天候が安定しない今日この頃…

寒くなったり暑くなったりで何を着たらいいのか迷ってしまう時期ですね。

皆さま、お身体お変わりないでしょうか?

日ごろの健康管理に、アロマテラピーやハーブを用いてもらえるよう

暮らしに役立つ情報をお届けできればと、ベル・クウォーレは考えています。

さて、先日 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会】という学会で

精油の化学の奥深さを学ばせていただき、私も感じたことがいくつかありました。

フランスの海岸風景

まず、一つ目

精油って…一般的に植物からとれるっていうのは知っていたけど

実はキノコや海藻、コケからでもとれるんです!!

私は、「へぇぇぇ~~(゜_゜>)」っていう感じでちょっとビックリしました。

普通に考えると、可能な感じもしますが

私たちがアロマテラピーで使っている一般的なものって お花や草木、樹脂、などで

【○○ダケ精油】や【○○ゴケ精油】とかって、見たことないですもんね(笑)

これらは、なにせ水分量の多いものなので、少し乾燥させてから精油成分をとったりするらしいです。

あと、コケにも油胞(オイルセル)があるとか…

いつか【○○ダケ精油】や【○○ゴケ精油】がお店に並ぶ日がくるのかしらと思って、

想像してなんだか楽しくなりました(^^♪

難しい化学がわからなくても、おもしろいと感じられる貴重なお話が多かったです。

スパイスフレーム

二つ目は、研究でもまだまだ発見されていない香気成分が多いということ。

先日、某専門学校でアロマテラピーの講座をさせてもらったときに、

ローズの香りについてお話ししました。

ローズ様としてたくさんの合成の香りも出回っているが、

実際、天然ローズの香り自体、数百種類もの成分から成っており、

そのほとんどが解明されていない。。まだまだ未知の魅力的な精油であるということ。

バラ

今回は、直接的なローズのお話しは聞けなかったのですが、

解らない芳香成分は、これからも研究していくといった結論に至っているところが多かったです。

成分や効能がこれからどんどん解っていき、精油の化学が解明されていくと

もっともっと生活に役立てることができるのではないかと思います。

今後のアロマテラピーの世界、フィトセラピーの世界にますます期待が持てますよね♪

私も、【精油の化学】をまた学びなおしたくなりました(*^^)v

 

ゆず

そして、三つ目に感じたこと。

やっぱり自然界の植物なので、どこでどんな気候で育ったかによって

その植物に含まれる香り成分が、まったく違って当たり前なんだなぁってこと。

人間で考えると【同じ日本人でも沖縄で育った子と北海道で育った子、お肌の色や質感が違う】のと

同じような感じなんだろうと私は捉えましたが…。

岩手県のゆずのお話が出たのですが、高知県産と長崎県産のそれと味も香りも全く違うので

地域別に特色をだし、差別化できるというもの。

また、同じ沖縄で育った月桃でも、少し場所が違ったり、株が違ったりするだけでも

株ごとに得られる精油において、香りの特性が大きくことなるという発表。

なるほど~!!

セラピストとして精油を使う際に、気にするのがその【成分と香り】ですが、

やっぱり地域や年代ごとに植物の芳香成分が違ってくるんだということをしっかり理解すると、

これから精油を選ぶのにも力がはいりますよね☆

ベル・クウォーレのオリジナル精油では、成分分析表を付けた精油を販売していますので、

皆さまが精油を選ばれる際のご参考になればと考えています。
ベル・クウォーレの商品や講座にご興味をお持ちいただきましたら、

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9月13日(日)のハーブ体験講座は、ご好評のため満席になっております。

みなさま、いつもありがとうございます(*^_^*)

来月も楽しい講座を考えておりますので、どうぞお楽しみになさっていてください♪

 

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