【精油の辞典】ゼラニウムの効果・効能・おすすめの使い方

キーワード&データ

キーワードバランス・ホルモン調整・フローラル・スキンケア・グラウンディング
学名Pelargoniumペラルゴニウム graveolensグラベオレンス
科名フウロソウ科
抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法
ノートミドル
香りの系統フローラル系
主な成分シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、蟻酸シトロネリル、イソメントン、シトラール、ローズオキサイド
原産国レユニオン島、マダガスカル、エジプト、モロッコ、フランス、南アフリカ
陰陽
相性のよい星座かに座・てんびん座
相性のよい天然石ローズクォーツ
対応チャクラ第4チャクラ(ハートチャクラ)
注意事項妊娠中は使用を避けること。敏感肌の方は希釈濃度に注意。低血圧の方は注意が必要。

ストーリー

ゼラニウムはアフリカ原産の植物で、何世紀にもわたって現地の生活に密着して使用されてきました。ヨーロッパでは古くから厄除けとして家の周りや庭に植える習慣があり、その愛らしいピンク色の花と甘く優雅な香りで人々を癒やし続けてきた歴史があります。17世紀にヨーロッパへもたらされると、香水産業においてローズの代用品として高く評価されるようになりました。高価なローズ精油に近い芳香成分ゲラニオールやシトロネロールを豊富に含むことから、「ローズゼラニウム」「ニオイゼラニウム」とも呼ばれ、化粧品・石鹸・フレグランスなど幅広い産業で愛用されています。また、公益社団法人日本アロマ環境協会の研究では、ゼラニウムの香りが更年期女性のQOL向上に有効であることが示されており、現代のアロマテラピーでも注目を集めています。

植物の特徴

ゼラニウムはフウロソウ科ペラルゴニウム属に分類され、精油に使用される代表種はPelargonium graveolensまたはPelargonium asperumです。高さ約1mまで成長する多年生の低木で、淡いピンク色の花を咲かせます。観賞用に広く栽培されるゼラニウムとは厳密には異なる属に属しますが、その愛らしい見た目から混同されることもあります。精油は葉部分から水蒸気蒸留法で抽出され、ローズに似た甘いフローラルな香りにほのかなハーブのグリーン感が加わった、グリーンフローラルな香りが特徴です。主産地はレユニオン島(ゼラニウムブルボン)やエジプト(ゼラニウムエジプト)などがあり、産地によって成分比率に若干の違いがあります。シトロネロールを多く含むため、昆虫忌避作用もあわせ持ちます。

効果・効能

心への作用

ゼラニウムには、心と体に起こるさまざまなバランスの乱れを整える働きがあります。副腎や視床下部に働きかけ、ホルモンバランスや自律神経のバランスを整えることで、イライラ・落ち込み・緊張・不安などの不調をやわらげ、気分を明るく前向きにしてくれます。情緒不安定なとき、月経前緊張症(PMS)、更年期障害に伴う精神的な不調のサポートとして特に効果が期待できます。また、ハートチャクラとの親和性が高く、感情の傷を癒やし、自己愛や他者への思いやりを育てる助けになるとされています。

体への作用

体内の熱を冷まし、気と血液の循環を促す作用があります。ホルモンバランスを整える働きから、生理痛・生理不順・PMS・更年期障害などの婦人科系の不調のサポートに役立ちます。リンパの流れを改善し、体内の余分な水分や老廃物の排出を促すことで、むくみやセルライトの解消にも効果的です。また、神経系のバランスを整え、神経痛・関節痛・リウマチなどにも良いとされています。シトロネロールの昆虫忌避作用により、虫除けとしても活用できます。

肌への作用

ゼラニウムはスキンケアにおいて特に優れた精油のひとつです。皮脂バランスを調整する働きがあり、乾燥肌・脂性肌のどちらにも対応できる万能さが魅力です。抗炎症・抗菌・抗真菌作用が優れているため、ニキビ・乾癬・湿疹など皮膚トラブルの改善に役立ちます。収れん作用と止血作用により、毛穴の引き締めや軽微な傷の回復にも効果的です。保湿・皮膚軟化作用でうるおいを与え、シワやシミへのアンチエイジングケア、血行促進によるくすみ改善にも活用されます。頭皮ケアにも有効で、フケや抜け毛の予防にも使われています。

主な作用一覧

  • ホルモンバランス調整作用
  • 自律神経バランス調整作用
  • 抗炎症作用
  • 抗菌・抗真菌作用
  • 収れん・止血作用
  • リンパうっ帯除去作用(むくみ解消)
  • 鎮静・鎮痛作用
  • 皮脂バランス調整作用
  • 保湿・皮膚軟化作用
  • 瘢痕形成作用(傷の回復促進)
  • 昆虫忌避作用(虫除け)
  • 利尿・解毒作用

おすすめの使い方

  • 芳香浴(ディフューザー):ディフューザーに2〜3滴加え、部屋全体に香りを広げます。イライラや不安感が強いとき、更年期やPMSの気分の波を整えたいときに特におすすめです。ローズやラベンダーとブレンドすると、より豊かなフローラルな香りが楽しめます。
  • アロマバス(入浴):植物油(ホホバオイルなど)5mlに精油3〜4滴を混ぜてから湯船に加えます。ホルモンバランスの乱れが気になる日や、体のむくみ・疲労感が強い日に取り入れてください。全身の血行が促進され、心身ともにリラックスできます。
  • トリートメント(マッサージ):植物油(スイートアーモンドオイルなど)10mlに精油2滴(濃度1%)を希釈し、下腹部・腰・足のむくみが気になる部分にやさしくマッサージします。生理痛のケアやリンパドレナージュにも効果的です。
  • スキンケア(フェイシャルケア):化粧水や美容オイル10mlに対し精油1滴(濃度0.5%)を加え、洗顔後に顔になじませます。乾燥・脂性どちらのお肌にも使えるため、日々のスキンケアルーティンに取り入れるのがおすすめです。
  • 虫除けスプレー:無水エタノール5mlにゼラニウム精油3滴・シトロネラ精油2滴を溶かし、精製水45mlで希釈してスプレーボトルに入れます。外出前に衣服や肌に使用する天然の虫除けスプレーとして活用できます。

精油のブレンド

ゼラニウムはフローラル・柑橘・ハーブ・ウッド系と幅広く調和し、ブレンドのバランサーとして活躍します。

  • フローラル系:ラベンダー、ローズ、イランイラン(甘く華やかなフェミニンブレンドに)
  • 柑橘系:ベルガモット、グレープフルーツ、オレンジスイート(明るく爽やかなバランスブレンドに)
  • ハーブ系:クラリセージ、ローズマリー(ホルモンバランスケアのブレンドに)
  • ウッド系:サイプレス、サンダルウッド(深みのあるグラウンディングブレンドに)
  • 樹脂系:フランキンセンス(感情の癒やしと瞑想サポートブレンドに)

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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。

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