キーワード&データ
| キーワード | 爽やかな和の香り・温活・リラックス・血行促進・免疫サポート |
|---|---|
| 学名 | Citrus junos |
| 科名 | ミカン科 |
| 抽出部位 | 果皮 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法、圧搾法 |
| ノート | トップ〜ミドル |
| 香りの系統 | 柑橘系 |
| 香調 | シトラスノート |
| 主な成分 | リモネン、α-ピネン、γ-テルピネン、シトラール、β-ミルセン |
| 原産国 | 日本 |
| 陰陽 | 陽 |
| 相性のよい星座 | 射手座 |
| 相性のよい天然石 | シトリン |
| 対応チャクラ | 第3チャクラ |
| 注意事項 | 高濃度での皮膚への使用は刺激が生じる場合があります。圧搾法で抽出されたユズ精油は光毒性がありますので、使用後は直射日光を避けてください。水蒸気蒸留法のものは光毒性の心配がありません。妊娠中の方・乳幼児への使用は専門家にご相談ください。 |
ストーリー
ユズは原産地を中国の揚子江上流とする柑橘類で、日本には奈良時代以前に伝来したとされています。古くは「柚酸(ゆず)」と呼ばれ、その酸味と芳香が人々の暮らしに深く根ざしてきました。学名のjunosは、四国・九州地方でかつて使われた別名「ゆのす」に由来しています。江戸時代には冬至の日にユズを浮かべた「柚子湯」に入る風習が生まれ、邪気払いと血行促進の知恵として現代まで受け継がれています。現在も日本料理の薬味や風味付けに欠かせない存在であり、国内外のアロマセラピストから注目を集める和精油の代表格として、その価値を世界に広めています。
植物の特徴
ユズはミカン科ミカン属の常緑低木で、柑橘類の中でも最も耐寒性が高く、東北地方まで栽培が可能な数少ない品種です。木には長く鋭いトゲがあり、初夏に白い花を咲かせ、夏は青玉、晩秋から冬にかけて黄色く熟した果実が収穫されます。産地は高知県・徳島県・愛媛県など四国が主流です。精油は主に果皮から抽出され、甘さを抑えたさわやかな柑橘系の香りの中に苦みと温かみが感じられます。水蒸気蒸留法で採油されたベル・クウォーレのユズ精油は光毒性がなく、スキンケアにも安心してご使用いただけます。主成分のリモネンを60〜70%以上含み、α-ピネンやγ-テルピネンなど豊かな芳香成分が特徴です。
効果・効能
心への作用
リモネンの鎮静作用が怒りやイライラを和らげ、気持ちを穏やかに整えます。気分が落ち込んだときや精神的な疲れが重なったときに、ユズの温かみのある柑橘の香りが心に優しく働きかけ、気分転換とリフレッシュを促します。α-ピネンによる強壮効果も加わり、前向きなエネルギーを呼び起こしてくれます。ストレスが溜まりやすい時期や、季節の変わり目の気分の波に有効です。
体への作用
リモネンやα-ピネンの血行促進作用により、体を芯からぽかぽかと温めます。冷え性やむくみが気になる方にはアロマバスや手浴・足浴での活用がおすすめです。発汗・利尿作用により体内の余分な水分の排出もサポートし、むくみ解消に役立ちます。また、抗菌・抗ウイルス作用と免疫力を高める働きから、風邪やインフルエンザが流行する時期の予防にも用いられます。リモネンの胃腸蠕動運動促進作用から、食欲不振や便秘のケアにも期待できます。
肌への作用
保湿効果があり、多くの人に好まれる香りから化粧水やクリームなどのスキンケアに配合されることがあります。殺菌効果と血行促進作用が頭皮の状態を健やかに保ち、フケ予防や抜け毛予防にも効果的です。ハンドクリームへの添加もおすすめで、冷えや乾燥が気になる季節の手元ケアに活躍します。なお、スキンケアには光毒性がなく皮膚刺激の少ない水蒸気蒸留法のものをご使用ください。
主な作用一覧
- 血行促進作用
- 鎮静作用(リラックス効果)
- 抗菌・抗ウイルス作用
- 免疫活性作用
- 強壮作用
- 疲労回復作用
- 発汗・利尿作用
- 鎮痛作用
- 自律神経バランス調整作用
- 保湿作用
- 殺菌作用
- 胃腸機能促進作用
おすすめの使い方
ユズ精油(水蒸気蒸留法)は光毒性(日光に当たると肌トラブルが起きやすくなる性質)がなく、幅広い使い方で取り入れやすい精油です。ただし高濃度での塗布は皮膚に刺激を与えることがあるため、トリートメントやスキンケアでの使用は必ず植物油(精油を薄めるために使う植物性のオイル)で薄めてからお使いください。妊娠中の方や乳幼児に使用する際は、事前に専門家にご相談ください。
- 芳香浴(ディフューザー):
ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に2〜3滴加えるだけで、爽やかな柑橘の香りが広がります。イライラや気分の落ち込みを感じるとき、冬の寒い日にあたたかみのある空間を作りたいときにおすすめです。30〜60分を目安にご使用いただき、定期的に換気を挟みながらお楽しみください。
→ 詳しい使い方はこちら - アロマバス(沐浴法):
ユズは「柚子湯」として古くから親しまれてきた柑橘で、入浴との相性が抜群です。天然塩または植物性オイル(乳化剤:水と油をなじませるために使います)に2〜3滴をよく混ぜてから湯船に加えてください。精油をそのままお湯に垂らすと皮膚への刺激が強くなることがあるため、必ず乳化してから入れることが大切です。血行を促し、冷えやむくみが気になる季節に特にお役立ていただけます。
→ 詳しい使い方はこちら - トリートメント(ボディ):
キャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)10mLに対してユズ精油1〜2滴(1%以下)を希釈(植物油で薄めること)してからお使いください。冷えが気になる手足や足首、腹部に沿ってやさしく塗り広げると、ぽかぽかとした温かみを感じやすくなります。初めて使う場合は、腕の内側など目立たない部分に少量を塗り24時間様子を見るパッチテストをおこなってから使うと安心です。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨(スキンケア・ヘアケア):
水蒸気蒸留法のユズ精油は光毒性がなく、化粧水やクリームなどのスキンケアに取り入れやすい精油です。植物油や無香料の基材30mLに対して2〜3滴(1%以下)を目安に混ぜて使いましょう。頭皮ケアやヘアオイルとして使用する場合も同様の濃度を守ることで、フケや頭皮の乾燥が気になる季節のケアに取り入れやすくなります。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨(ルームスプレー):
無水エタノール5mLにユズ精油2〜3滴をよく溶かしてから精製水45mLを加え、スプレーボトルに入れると手軽なルームスプレーになります。使う前によく振り混ぜ(乳化:水と油をなじませること)、布製品や木製品に直接かからないよう空間に向けてご使用ください。部屋の空気を爽やかに整えたいときや、気分をリフレッシュしたいときに活躍します。
→ 詳しい使い方はこちら
精油のブレンド
ユズは柑橘・フローラル・ハーブ・ウッド・樹脂系と幅広く調和します。香りが比較的穏やかなため、ブレンドの際はほかの精油と同量程度か、少し多めに使うとユズの香りが引き立ちます。
- フローラル系:
ゼラニウム、イランイラン、ラベンダー(甘さとの組み合わせで奥行きが出ます) - 柑橘系:
スイートオレンジ、ベルガモット、レモン(同じ柑橘同士のブレンドで、より明るく弾けるような印象になります) - ハーブ系:
ローズマリー、スイートマジョラム、クラリセージ(すっきりとした爽快感が加わります) - ウッド系:
サイプレス、ジュニパーベリー、ヒノキ(和の落ち着きが生まれ、リラックスしたい時間にぴったりです) - 樹脂系:
フランキンセンス(深みのある温かみが加わります)
ブレンドは各精油合わせて合計滴数を守り、全体の希釈濃度が用途に合った範囲に収まるよう調整してください。
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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。











