キーワード&データ
| キーワード | 穏やかさ、リラックス、消化、安眠、子どものための精油 |
|---|---|
| 学名 | Citrus reticulata |
| 科名 | ミカン科(Rutaceae) |
| 抽出部位 | 果皮 |
| 抽出方法 | 圧搾法 |
| ノート | トップノート |
| 香りの系統 | 柑橘系 |
| 香調 | シトラスノート |
| 主な成分 | リモネン(モノテルペン炭化水素類)、γ-テルピネン、α-ピネン、ミルセン、オクタノール(脂肪族アルコール類)、デカナール(脂肪族アルデヒド類)、アンスラニル酸ジメチル(エステル類) |
| 原産国 | 中国(原産地)/イタリア、スペイン、ブラジルなど(主な生産国) |
| 陰陽 | 陽 |
| 相性のよい星座 | 蟹座 |
| 相性のよい天然石 | カーネリアン |
| 対応チャクラ | 第2チャクラ |
| 注意事項 | 圧搾法で得られる柑橘系精油です。製品によっては光毒性が生じる場合があるため、使用前に必ず取扱説明書をご確認ください。肌に使用する場合は植物油で希釈し、使用後すぐに日光・紫外線を避けることをおすすめします。劣化しやすいため、開封後は早めに使い切ってください。 |
ストーリー
マンダリンの原産地は中国で、古くから食用として親しまれてきた果実です。その名は、中国の高級官吏「マンダリン」が着用していた鮮やかなオレンジ色の衣装に由来するといわれています。漢方では、マンダリンや温州ミカンの果皮を乾燥させた「陳皮(ちんぴ)」が、消化促進や健胃を目的として長く用いられてきました。やがて地中海沿岸でも広く栽培が広まり、現在はイタリア・スペイン・ブラジルなどが主な生産国となっています。フランスのアロマテラピーでは、その穏やかな作用から「子どものための精油」と呼ばれることもあります。
植物の特徴
ミカン科の常緑樹で、樹高は約6メートルほどまで生長します。光沢を帯びた濃緑色の葉を持ち、春に白い小花を咲かせたのち、オレンジ色の丸みある果実をたわわに実らせます。柑橘類のなかでは比較的耐寒性があり、温暖・湿潤な気候をはじめ幅広い環境に適応します。精油は果皮を圧搾して得られ、収率は0.7%前後。オレンジ色からやや赤みがかった色調を示します。主成分のリモネンが全体の75〜90%を占め、γ-テルピネンやミルセンが香りのベースを形成しています。オクタノールやデカナールといった微量成分がマンダリン特有のフルーティーさをつくり出しており、エステル類のアンスラニル酸ジメチルは穏やかな作用に関係するとされています。収穫時期によって「グリーン」「イエロー」「レッド」に分けられる場合があり、香りの印象は製品・ロットによって異なることがあります。
効果・効能
心への作用
甘みのあるフルーティーな香りは、緊張や不安を感じているときに穏やかな落ち着きをもたらすとされ、就寝前のリラックスを目的とした芳香浴に用いられることがあります。情緒が揺れやすい時期に選ばれることも多く、エステル類のアンスラニル酸ジメチルには抗不安作用があるともいわれています。刺激が少なく馴染みやすい香りであることから、小さなお子様が使う際にも選択肢として挙げられることがあります(お子様へのご使用は、使用方法や濃度について必ず専門家にご相談ください)。気分の切り替えが必要なときや、就寝前のルーティンに芳香浴として取り入れられることもあります。
体への作用
消化器系のサポートを目的とした用途で、アロマテラピーの文献で古くから紹介されてきた精油です。胃の張りや食欲不振、軽い消化不良が気になる場面での芳香浴やトリートメントに用いられてきた歴史があります。また、漢方の陳皮と同じ原料であることからもわかるとおり、お腹の働きをサポートする目的で使われてきた経緯があります。血流やリンパの流れをサポートする目的で、むくみのセルフケアやトリートメントオイルに加えられることもあります。
肌への作用
柑橘系のなかでも刺激が穏やかとされており、乾燥肌や敏感肌にも比較的使いやすい精油として紹介されることがあります。皮膚を柔らかく整える目的でスキンケアに取り入れられる場合があります。ただし、製品によっては光毒性が生じる可能性があるため、肌への使用後は直射日光・紫外線を避けてください。使用の際は必ず植物油で十分に希釈してご使用ください。
主な作用一覧
- 鎮静作用
- 中枢神経調整作用
- 抗不安作用
- 誘眠作用
- 消化促進作用
- 駆風作用
- 健胃作用
- 皮膚強壮作用
- 抗菌作用
- 抗ウイルス作用
- うっ滞除去作用
- 空気清浄作用
おすすめの使い方
- 芳香浴:ディフューザーに2〜3滴。就寝前のリラックスや、気分をやわらげたいときに。なじみやすい香りで室内の空気をやさしく整えます。
- アロマバス:湯船に使用する場合は、必ず植物油や乳化剤・バスベースなどに混ぜてから加えてください。精油をそのまま湯船に入れると皮膚への刺激になることがあります。植物油(小さじ1程度)に3〜5滴を溶かしてからお使いください。
- トリートメント:植物油で1%以下に希釈(植物油30mlに対して3〜6滴以下を目安)し、腹部を時計回りにやさしくマッサージ。消化が気になるときのセルフケアに用いられることがあります。
- 芳香スプレー・お掃除:無水エタノールと精製水で希釈してルームスプレーに。リモネンの油溶解性を活かして、キッチン周りの油汚れやシール剥がしなど、日常のお掃除にも活用されることがあります。
精油のブレンド
マンダリンは多くの精油と調和しやすく、ブレンドのバランスを整えやすい精油です。トップノートで揮発しやすいため、ミドル〜ベースノートの精油と組み合わせると香りの持続性が増します。
- フローラル系:ネロリ、ゼラニウム、ラベンダー
- 柑橘系:ベルガモット、オレンジスイート、グレープフルーツ
- ハーブ系:クラリセージ、スイートマジョラム
- ウッド系:サンダルウッド、フランキンセンス
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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。










