キーワード&データ
| キーワード | 明るさ、喜び、リラックス、消化、浄化 |
|---|---|
| 学名 | Citrus sinensis |
| 科名 | ミカン科(Rutaceae) |
| 抽出部位 | 果皮 |
| 抽出方法 | 圧搾法 |
| ノート | トップノート |
| 香りの系統 | 柑橘系 |
| 香調 | シトラスノート |
| 主な成分 | d-リモネン(モノテルペン炭化水素類)、n-オクタナール |
| 原産国 | アメリカ、イタリア、コスタリカ、ブラジル |
| 陰陽 | 陽(温める・活性化する性質) |
| 相性のよい星座 | 獅子座 |
| 相性のよい天然石 | シトリン |
| 対応チャクラ | 第3チャクラ |
| 注意事項 | 圧搾法による柑橘系精油ですが、光毒性の心配はありません。劣化しやすいため、開封後は早めに使い切ってください。 |
ストーリー
オレンジの原産地は中国とされ、4,000年以上前から食用に親しまれてきた長い歴史があります。中国では新年にオレンジを飾り、一年の幸福と繁栄を祈る習慣があり、この文化はやがてヨーロッパへも伝わりました。ギリシャ神話に登場する「黄金のりんご」はオレンジを指すとも言われています。16世紀初頭にヨーロッパへ持ち込まれ、その後スペイン人・ポルトガル人によってアメリカ大陸へも広まりました。今日では世界中で最も広く栽培される柑橘のひとつです。
植物の特徴
ミカン科の常緑樹で、精油は果皮を圧搾して抽出します。学名 Citrus sinensis はオレンジスイートとも呼ばれ、バレンシアオレンジ・ネーブルオレンジ・ブラッドオレンジなどを含む品種群で、和名はアマダイダイです。同じミカン科のオレンジビター(ダイダイ)とは別の植物で、ビター種の花からはネロリ、果皮からはビターオレンジ、葉・枝からはプチグレンの精油が採れます。主成分のd-リモネンが約90%を占め、少量含まれるオクタナールがオレンジ独特の香りを特徴づけています。圧搾法で採れる柑橘系精油は劣化しやすいため、少量をこまめに購入するのがおすすめです。
効果・効能
心への作用
柑橘系のみずみずしさの中にほんのりとした甘みを持つ香りが、心を明るくポジティブな状態へ導きます。不安・緊張・抑うつ感を和らげ、リラックスと適度な高揚感をもたらします。物事を柔軟に捉え、楽観的な気持ちで日々を楽しむ余裕を取り戻す手助けをしてくれます。鎮静・抗不安作用により緊張からくる不眠の改善や睡眠の質向上にも役立ちます。刺激が少なく馴染みやすい香りなので、高齢の方やお子さんにも安心して使用できます。
体への作用
消化器系への働きが特徴的で、消化液の分泌を促し、食欲不振・消化不良・便秘・下痢などの胃腸トラブルの改善が期待できます。血行促進作用により、むくみの改善・冷え性対策・セルライトの緩和にも活用できます。月経痛やPMSなどホルモンバランスの乱れからくる不調に対して、痛みの抑制や感情の高ぶりを鎮める作用も期待されます。抗ウイルス・抗菌作用により免疫力を高め、風邪の予防にも効果的です。
肌への作用
血行促進作用により肌を明るく健やかに見せます。抗炎症・抗感染作用によりニキビケアにも対応します。抗酸化作用によりメラニン生成を抑制し、エイジングケアや乾燥肌の保湿にも有効です。頭皮への作用もあり、毛根の刺激や脂肪分解促進により薄毛対策としても活用されています。
主な作用一覧
- 鎮静作用
- 抗不安作用
- 消化促進作用
- 健胃作用
- 食欲増進作用
- 血行促進作用
- 抗菌・抗ウイルス作用
- 抗炎症作用
- 抗酸化作用
- 駆風作用
- 免疫強化作用
- 空気清浄作用
おすすめの使い方
オレンジスイートは皮膚刺激性・感作(繰り返し使ううちにアレルギー反応が起きやすくなること)のリスクが低く、アロマ初心者の方にも扱いやすい精油です。ただし、精油は時間が経つと酸化が進み、肌への刺激が増すことがあります。開封後は早めに使い切り、古くなったものは芳香浴に限定して使うのがおすすめです。
- 芳香浴(ディフューザー):
ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に2〜3滴を目安に使います。朝の気分を整えたいとき、食事前の食欲を促したいときなど、日常のさまざまな場面で活躍します。換気をしながら30〜60分を目安に使うと、香りを心地よく楽しめます。
→ 詳しい使い方はこちら - アロマバス(沐浴法):
バスタブにお湯を張り、精油をキャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)5〜10mLに2〜3滴混ぜてから入れます。光毒性の心配がない精油なので、入浴後の外出も気にせずお使いいただけます。冷えやむくみが気になるときの夜のバスタイムに取り入れてみてください。
→ 詳しい使い方はこちら - トリートメント(ボディ):
キャリアオイル10mLに対して2〜4滴(1〜2%)を混ぜ、よく混ぜてから使います。消化が気になるときは腹部を時計回りにやさしくなでるようにマッサージすると、リラックスしながらケアできます。肌への使用前には、腕の内側など目立たない部分に少量塗って24時間様子を見るパッチテストをおすすめします。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨:
無水エタノールと精製水でルームスプレーを作るのに向いています。無水エタノール10mLに精油3〜5滴を混ぜ、精製水40mLを加えてよく振ってから使います。d-リモネンの油汚れを分解する性質を活かして、キッチン周りの軽い汚れ落としにも応用できます。
→ 詳しい使い方はこちら
精油のブレンド
オレンジスイートの明るくフルーティーな香りは、さまざまな系統の精油となじみやすく、ブレンドの幅が広い精油のひとつです。
- フローラル系:
ゼラニウム、イランイラン、カモミール・ローマン(甘みとやわらかさが加わり、落ち着いた印象になります) - 柑橘系:
ベルガモット、グレープフルーツ、レモン(爽やかさが際立ち、明るい雰囲気のブレンドになります) - ウッド系:
サンダルウッド、シダーウッド、フランキンセンス(深みが加わり、落ち着いた大人らしい香りに仕上がります) - ハーブ系:
クラリセージ、ペパーミント(すっきり感が加わり、気分転換したいときに向いたブレンドになります)
オレンジスイートはトップノートで香りの揮発が早いため、ミドル〜ベースノートの精油と組み合わせると香りの持続時間が長くなります。比率の目安はオレンジスイート2〜3:その他1程度から試してみてください。
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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。











