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【精油の辞典】カモミール・ジャーマンの効果・効能・おすすめの使い方

キーワード&データ

キーワード鎮静・抗炎症・女性ホルモンのバランス・肌の再生・安眠
学名Matricaria recutita(別名:Matricaria chamomilla
科名キク科
抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法
ノートミドル〜ベース
香りの系統フローラル系
香調ハーバル・アロマティックノート
主な成分カマズレン、ビサボロールオキサイドA・B、ビサボレンオキサイド、β-ファルネセン
原産国フランス、ドイツ、ハンガリー、モロッコ、エジプト
陰陽
相性のよい星座射手座・乙女座・水瓶座
相性のよい天然石ラピスラズリ、アンジェライト、セレスタイト
対応チャクラ第5チャクラ・第6チャクラ
注意事項妊娠初期は使用を避けてください。キク科・ブタクサアレルギーのある方は注意が必要です。精油の色が布などに染みになる場合があります。

ストーリー

カモミール・ジャーマンは、ヨーロッパを原産とするキク科の一年草で、世界中で古くから愛されてきたハーブのひとつです。その名前はギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味する「カマイメーロン」に由来し、フルーティーでリンゴのような甘い香りが特徴です。日本では「カミツレ」と呼ばれ、オランダ語「カーミレ」が訛ったものとされています。花言葉は「逆境に負けない」「苦難の中に力がある」。可憐な見た目とは裏腹に、踏みつけられるほど強く育つと言われる旺盛な生命力を持ちます。中世ヨーロッパでは謙虚さと忍耐の象徴とされ、庶民に広く親しまれてきました。ピーターラビットのお話でも、興奮して帰ってきたピーターにお母さんが「カモミールティー」を飲ませる場面が登場します。

植物の特徴

カモミール・ジャーマンは、キク科の一年草で高さ約60cmに育ちます。白い花びらと黄色い中心部を持つ小さな花を咲かせ、ハーブティーとして世界中で親しまれています。精油は花から水蒸気蒸留法で抽出されますが、その量は非常に少なく大変希少です。ハーブティーとしての「カモミール」はほとんどがジャーマン種で、フルーティーなリンゴの香りがしますが、精油になると薬草のようなハーバルな香りに変わります。精油の最大の特徴は、その鮮やかな藍色。これは「カマズレン」という成分によるもので、植物中には存在せず、蒸留過程で生じます。このカマズレンには強い抗炎症・抗アレルギー作用があり、「カマズレンブルー」とも呼ばれ精油の品質の証とされています。

効果・効能

心への作用

鎮静作用に優れており、緊張・不安・悲しみ・怒りなどネガティブな感情を和らげ、安らぎを与えてくれます。ストレスで高ぶった気持ちをほぐし、気持ちが落ち着かずなかなか寝付けないときにも効果的です。就寝前にアロマポットなどで香らせると、心地よい眠りへと導いてくれます。

体への作用

学名の「Matricaria」はラテン語で「子宮・母」を意味し、古くから婦人科系の不調に使われてきました。女性ホルモンに似た働きがあり、月経不順・月経痛・PMS・更年期障害などに対して効果的です。また、関節の痛みを和らげ、胃壁を保護・修復する作用や消化促進作用があり、胃痛・腹痛・下痢の緩和にも役立ちます。

肌への作用

カマズレンの強い抗炎症・抗ヒスタミン・抗アレルギー作用により、皮膚のかゆみや炎症を鎮め、皮膚の再生を促します。ニキビ・火傷・皮膚炎・切り傷・虫刺され・湿疹・肌荒れの改善に有効です。マスクによる肌荒れや、季節の変わり目の敏感肌のケアにも適しています。

主な作用一覧

  • 鎮静作用
  • 鎮痛作用
  • 抗炎症作用
  • 抗アレルギー作用
  • 抗ヒスタミン作用
  • 抗感染作用
  • 通経作用・ホルモン調整作用
  • 消化促進作用・健胃作用
  • 上皮形成作用(皮膚再生)
  • 免疫活性作用
  • 駆風作用

おすすめの使い方

カモミール・ジャーマンは肌への優しさが際立つ精油ですが、キク科・ブタクサアレルギーのある方は皮膚への使用前にパッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24時間様子を見ること)をおすすめします。また、妊娠初期の方は使用をお控えください。

  • 芳香浴(ディフューザー)
    ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に1〜2滴が目安です。独特のハーバルな香りが心の緊張をほぐし、就寝前のリラックスタイムに適しています。30〜60分を目安に換気を挟みながらお使いください。
    → 詳しい使い方はこちら
  • アロマバス(沐浴法)
    カモミール・ジャーマンの精油は水に直接溶けないため、無水エタノール5mLに2〜3滴を溶かして(乳化させて)から浴槽に入れてください。乳化とは水と油をなじませることで、肌への均一ななじみを助けます。カマズレン(精油の鮮やかな藍色の成分)が浴槽の色を変えることがありますが、成分によるものなので安心してご使用ください。
    → 詳しい使い方はこちら
  • 手作りコスメ・生活雑貨
    敏感肌や肌荒れが気になる場合のスキンケアオイルとして活用できます。キャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)10mLに対して1〜2滴(1%以下)を目安に希釈(植物油で薄めること)してください。カマズレンの抗炎症作用を活かしたフェイシャルオイルや、ハンドクリームの香りづけにも応用できます。
    → 詳しい使い方はこちら
  • トリートメント(ボディ)
    キャリアオイル10mLに対して2〜4滴(1〜2%)に希釈して、腹部・腰まわりのトリートメントに取り入れられます。女性特有の不調が気になる時期の集中ケアにも役立てられています。はじめて使用する際は低濃度から試すのがおすすめです。
    → 詳しい使い方はこちら
  • 吸入法
    マグカップに熱めのお湯を注ぎ、カモミール・ジャーマンを1〜2滴たらして蒸気をゆっくり吸い込む吸入法もおすすめです。気持ちが落ち着かないときや、鼻・のどの通りが気になるときに手軽に試せます。蒸気が直接目に当たらないよう、目を閉じて行ってください。
    → 詳しい使い方はこちら

精油のブレンド

カモミール・ジャーマンは個性的なハーバルな香りを持つため、少量使いがポイントです。他の精油と組み合わせることで香りが整い、それぞれの特性を引き出し合います。

  • フローラル系
    ラベンダー、ゼラニウム、ローズ(柔らかく落ち着いた印象に)
  • 柑橘系
    ベルガモット、スイートオレンジ、グレープフルーツ(軽やかで明るい香りのバランスに)
  • ハーブ系
    クラリセージ、スイートマジョラム(ハーバルな深みがより際立つ組み合わせに)
  • 樹脂系
    フランキンセンス(落ち着いた深みのある香りに)

ブレンドする際は、カモミール・ジャーマンを1〜2滴と少量にすることで、他の精油の香りとのバランスが取りやすくなります。

商品のご案内

ベル・クウォーレでは、精油をはじめ、ハーブ、芳香蒸留水、アロマクラフト関連商品など、香りを日常に取り入れるためのアロマ関連商品を取り扱っております。

現在取り扱い中の商品は、Amazon ベル・クウォーレ公式ストアからご覧ください。

※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。

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