キーワード&データ
| キーワード | 瞑想・浄化・再生・アンチエイジング・精神安定 |
|---|---|
| 学名 | Boswellia carterii |
| 科名 | カンラン科 |
| 抽出部位 | 樹脂 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| ノート | ベース〜ミドル |
| 香りの系統 | 樹脂系 |
| 香調 | バルサム・レジンノート |
| 主な成分 | α-ピネン、α-ツエン、p-シメン、リモネン、サビネン(モノテルペン炭化水素類) |
| 原産国 | ソマリア、エチオピア、ケニア |
| 陰陽 | 陰 |
| 相性のよい星座 | 山羊座 |
| 相性のよい天然石 | アメジスト、ラピスラズリ |
| 対応チャクラ | 第7チャクラ |
| 注意事項 | 妊娠初期は使用を避ける。高濃度・長期使用は避ける。皮膚への原液使用は不可。乳幼児への使用は専門家に相談のこと。 |
ストーリー
フランキンセンスは「乳香(にゅうこう)」とも呼ばれ、カンラン科ボスウェリア属の樹木から採取される樹脂です。その名称は中世フランス語の「純粋」という意味とラテン語の「燻す」という言葉が合わさったものといわれています。古代エジプト・バビロニア・ヘブライなどの文明で神聖な香として宗教儀式に用いられ、エジプトでは朝に焚く香として寺院の瞑想や礼拝に欠かせませんでした。新約聖書には東方の三博士がイエス・キリストの誕生に乳香(フランキンセンス)・没薬(ミルラ)・黄金を贈ったと記されており、黄金と同等の価値を持つ贈り物として重んじられていた歴史があります。
植物の特徴
ボスウェリア属の樹木は、アフリカ北東部からアラビア半島にかけての乾燥した岩場や丘陵地帯に自生します。樹皮に傷をつけると乳白色の樹液が滲み出し、空気に触れて固まることで香料となります。この固まった樹脂を蒸留して得られるのがフランキンセンス精油です。スパイシーで奥深いウッディ調の香りの中に、かすかに柑橘系のニュアンスが感じられ、「若返りのオイル」と呼ばれるほどアンチエイジング効果で知られています。また、瞑想やヨガとの相性も良く、心を静める精油として世界中で愛されています。
効果・効能
心への作用
フランキンセンスは心の滞りをなめらかにし、深い静けさをもたらします。悲しみ・不安・イライラなど感情の乱れを落ち着かせ、トラウマのように縛られた感情や忘れられない過去からの解放を助けてくれます。呼吸を深め、集中力を高める効果があることから、瞑想やマインドフルネスのサポートとして非常に人気があります。「浄化」のスピリットへつながる香りともいわれ、自己を高め精神的な成長を促します。
体への作用
咳や気管支の炎症を和らげる作用があり、肺・鼻・喉の粘膜の炎症を落ち着かせることで喘息や気管支炎の症状緩和に役立ちます。免疫力の向上にも働きかけ、神経系を鎮静させながら緩やかに強壮する優れた機能も持ちます。リウマチ・腹痛・月経痛の緩和にも用いられ、子宮強壮作用によって女性の月経トラブルの改善もサポートします。また血行を促進して身体を温め、冷え性の改善にも役立つとされています。
肌への作用
「若返りのオイル」と称されるほどアンチエイジング効果に優れています。収れん作用によってしわ・たるみの改善、毛穴の引き締め効果が期待できます。皮膚の再生を活性化し新陳代謝を促すことで、潤いのあるハリやつやのある肌へと導きます。ホホバオイルやアルガンオイルなどのキャリアオイルで希釈し、朝晩のスキンケアとして取り入れることで、エイジングケアに効果的です。
主な作用一覧
- 鎮痛作用
- 抗菌・消毒作用
- 抗炎症作用
- 細胞活性化作用(皮膚再生)
- 抗うつ・鎮静作用
- 免疫強壮作用
- 去痰・抗カタル作用
- 収れん作用(毛穴引き締め・たるみ改善)
- 子宮強壮作用
- 血液浄化作用
- 瘢痕形成・癒傷作用
- 強壮作用
おすすめの使い方
フランキンセンスは光毒性や強い皮膚刺激性がなく、比較的扱いやすい精油です。ただし妊娠初期は使用を避けてください。また、精油は酸化すると刺激性が増すことがあるため、開封後は冷暗所で保管し、なるべく早めに使い切るようにしましょう。
- 芳香浴(ディフューザー):
ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に1〜3滴を目安に使用します。瞑想やヨガの前後、就寝前のリラックスタイムに特におすすめです。30〜60分を目安に換気を挟みながらお使いください。
→ 詳しい使い方はこちら - 吸入法:
ティッシュやハンカチに1〜2滴垂らし、鼻から深くゆっくりと息を吸い込みます。呼吸器の不調が気になるときや、気持ちをリセットしたいときに手軽に活用できる方法です。直接鼻に近づけすぎず、少し離した状態で吸入するのがおすすめです。
→ 詳しい使い方はこちら - トリートメント(ボディ):
キャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)10mLに対してフランキンセンスを2〜3滴(1〜1.5%)を目安に希釈(植物油で薄めること)して使います。肩・首・おなか・足などをゆっくりとマッサージすることで、冷えや筋肉のこわばりが気になるときのケアに活用できます。初めて使う際はパッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24時間様子を見ること)をおすすめします。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨:
ホホバオイルやアルガンオイル10mLにフランキンセンスを1〜2滴(0.5〜1%)希釈して、洗顔後のスキンケアオイルとして顔や首・デコルテになじませます。肌への刺激が少ないため、エイジングケアが気になる方が日常のスキンケアに取り入れやすい精油です。パッチテストのうえ使用してください。
→ 詳しい使い方はこちら - アロマバス(沐浴法):
キャリアオイル5mLにフランキンセンスを1〜2滴希釈してからお湯に加えます(精油は水に溶けないため、必ずキャリアオイルで乳化(水と油をなじませること)してから使用してください)。全身浴でも半身浴でも取り入れやすく、深い呼吸を促しながら心身を落ち着かせたいときに適しています。
→ 詳しい使い方はこちら
精油のブレンド
フランキンセンスは樹脂系のやわらかなウッディ調の香りで、柑橘系・フローラル系・ウッド系・樹脂系の精油と幅広く調和します。複数の精油を合わせる際は、まず合計2〜3滴から試し、香りのバランスを確かめながら少しずつ調整してください。
- 柑橘系:
レモン、オレンジスイート、ベルガモット(爽やかさが加わり、気持ちが明るく軽くなるブレンドに) - フローラル系:
ラベンダー、ゼラニウム(深みのある落ち着いた香りで、リラックスしたいときのブレンドに) - ウッド系:
サンダルウッド、サイプレス(静けさと奥行きのある香りで、瞑想や集中したいときのブレンドに) - 樹脂系:
ミルラ(神聖な雰囲気を高める組み合わせで、深い瞑想や心の浄化を意識したいときに)
精油の使用量はキャリアオイル10mLに対して合計2〜3滴を基本の目安としてください。複数の精油を混ぜる場合も、合計の滴数で濃度を管理することが大切です。
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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。











