キーワード&データ
| キーワード | 不滅の花・エバーラスティング・感情の解放・肌の再生・ハーバル |
|---|---|
| 学名 | Helichrysum italicum |
| 科名 | キク科 |
| 抽出部位 | 花 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| ノート | ミドルノート |
| 香りの系統 | ハーブ系 |
| 香調 | ハーバル・ハニー・アーシー |
| 主な成分 | 酢酸ネリル(neryl acetate)・α-ピネン・γ-クルクメン(γ-curcumene)・イタリジオン(italidiones/ジケトン類) |
| 原産国 | フランス(コルシカ島)・ボスニア・地中海地方 |
| 陰陽 | 陽 |
| 相性のよい星座 | 牡羊座 |
| 相性のよい天然石 | ロードナイト |
| 対応チャクラ | 第4チャクラ、第6チャクラ |
| 注意事項 | 妊娠初期は使用を避けてください。皮膚に使用する場合は必ず植物油(キャリアオイル)で希釈してください。乳幼児への使用は専門家にご相談ください。 |
ストーリー
ヘリクリサムの名は、ギリシャ語で「太陽」を意味する「ヘリオス(helios)」と、「黄金」を意味する「クリソス(chrysos)」に由来します。山吹色の小さな丸い花が房状に咲き、切り花にしても色が褪せないことから、フランス語で「不死・不滅」を意味する「イモーテル(Immortelle)」、英語で「永遠の命」を意味する「エバーラスティング(Everlasting)」とも呼ばれてきました。地中海沿岸では古くから薬草として利用され、古代ギリシャでは神々への供物として使われたという記録も残っています。精油はコルシカ島産が特に高品質として知られ、現在でもフランスをはじめボスニア、地中海地域が主な産地となっています。
植物の特徴
ヘリクリサムはキク科の多年生草本で、地中海沿岸の乾燥した岩場や砂地を好んで自生します。草丈は30〜60cm程度になり、銀灰色を帯びた細長い葉が特徴的です。山吹色の小さな花が房状に集まって咲き、乾燥させても形と色が変わらないため、ドライフラワーとしても広く利用されています。葉にはカレーを思わせる独特の香りがあることから「カレープラント」とも呼ばれますが、花から水蒸気蒸留で得られる精油は葉の香りとは異なり、甘みとスパイシーさ、ハーバルな奥行きが重なった複雑な香りです。産地によって成分比率が異なるため、コルシカ島産とボスニア産では香りや作用に差が生じることが知られています。精油に含まれるイタリジオン(ジケトン類)はヘリクリサム特有の成分で、他の精油にはほとんど見られないものです。
効果・効能
心への作用
ヘリクリサムは、感情的な消耗や長期にわたるストレスを感じているときに選ばれることがある精油です。鎮静作用と神経強壮作用を合わせ持ち、心が疲れてうまく感情を言葉にできないと感じるときや、気持ちをため込んでいる状態が続いているときに、芳香浴として活用されることがあります。深く複雑な香りは、呼吸を整えながら落ち着きを取り戻したい場面にも用いられます。
体への作用
ヘリクリサムに含まれるイタリジオン(ジケトン類)は、うっ血の除去や血腫・打撲のケアへの活用として一般的なアロマテラピーで紹介されることがあります。抗炎症作用と鎮痙作用も期待できるため、筋肉の緊張や関節まわりのケアにトリートメントとして用いられることがあります。また、去痰作用や抗菌作用から呼吸器系のサポートにも活用される場合があります。
肌への作用
ヘリクリサムは肌へのアプローチが特に注目されている精油のひとつです。瘢痕形成作用と細胞活性化作用から、傷跡のケアや肌の再生サポート、エイジングケアの場面で選ばれることがあります。収斂作用があるため、毛穴やキメを整えたい場合のスキンケアにも用いられています。植物油で希釈して肌に使用します。
主な作用一覧
- 抗炎症作用
- 瘢痕形成作用
- 細胞活性化作用
- 鎮静作用
- 神経強壮作用
- 鎮痙作用
- 収斂作用
- 去痰作用
- 抗菌作用
- 去瘀血作用
- 抗アレルギー作用
- 抗凝血作用
おすすめの使い方
ヘリクリサムは妊娠初期の使用を避けることが推奨されています。また、キク科植物にアレルギーのある方は初めて使用する際にパッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24時間様子を見ること)をおすすめします。乳幼児への使用については専門家にご相談ください。
- 芳香浴(ディフューザー):
ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に1〜2滴加えるだけで十分です。ヘリクリサムは複雑で個性的な香りのため、まず1滴から試してみてください。30〜60分を目安に換気を挟みながら使用するのがおすすめです。
→ 詳しい使い方はこちら - アロマバス(沐浴法):
精油1〜2滴をキャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)または乳化剤(水と油をなじませること)・バスベースに十分混ぜてから浴槽に加えてください。精油をそのまま湯に落とすと皮膚刺激の原因となることがあるため、希釈(植物油で薄めること)を必ず行ってから使用してください。
→ 詳しい使い方はこちら - トリートメント(ボディ):
キャリアオイル10mLに対して、2〜4滴(1〜2%)を目安に希釈して、筋肉や関節まわりのトリートメントに用いられます。ホホバオイルやスイートアーモンドオイルとの相性がよく、肌なじみよく使いやすい処方です。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨:
植物油10mLに対して、1〜2滴(約0.5〜1%)を目安に希釈してフェイシャルケアやハンドケアに取り入れることができます。スキンケアに使用する場合は濃度を低めに設定するのがおすすめです。非常に希少で高価な精油のため、少量から試しながら取り入れてみてください。
→ 詳しい使い方はこちら
精油のブレンド
ヘリクリサムは香りが個性的なため、全体の10〜20%程度を目安に少量から加えるのがポイントです。他の精油の個性を活かしながらブレンドすることで、奥行きのある香りが生まれます。
- フローラル系:
ゼラニウム、ラベンダー、ネロリ(柔らかさと甘みが加わり、落ち着いた印象に) - 柑橘系:
ベルガモット、グレープフルーツ(軽やかさとフレッシュ感が引き立つ組み合わせ) - ハーブ系:
クラリセージ、ローズマリー(ハーバルな清潔感が増す、すっきりとした香りに) - ウッド系:
サイプレス、ジュニパーベリー(深みとさわやかさが重なり、森林を感じる香りに) - 樹脂系:
フランキンセンス(深い甘みと落ち着きが加わり、瞑想的な雰囲気に)
ブレンドの際は、ヘリクリサムの滴数を少めにし、他の精油のバランスを確認しながら少しずつ調整していくとうまくまとまります。
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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。











