キーワード&データ
| キーワード | 鎮痛、筋肉ケア、爽快感、血行促進、リフレッシュ |
|---|---|
| 学名 | Gaultheria procumbens |
| 科名 | ツツジ科(Ericaceae) |
| 抽出部位 | 葉 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| ノート | トップ〜ミドルノート |
| 香りの系統 | ハーブ系 |
| 香調 | スパイシーノート |
| 主な成分 | サリチル酸メチル(エステル類・90%以上) |
| 原産国 | 中国、カナダ |
| 陰陽 | 陽 |
| 相性のよい星座 | やぎ座 |
| 相性のよい天然石 | 確認できませんでした |
| 対応チャクラ | 第1チャクラ |
| 注意事項 | アスピリンアレルギーの方は使用禁止です。乳幼児・子供への使用は避けてください。妊娠中・授乳中の方、高齢者、体力が極端に弱っている方も使用を控えてください。皮膚への使用は必ず植物油で希釈し、敏感肌の方は0.5〜1%以下の低濃度から始めてください。スポーツ選手はドーピング規定をご確認ください。経口摂取は厳禁です。 |
ストーリー
北アメリカ北東部を原産とするウインターグリーンは、古くからエスキモーやネイティブアメリカンの間で、発熱や痛みへの対処に葉が活用されてきました。植物の葉を噛んだり煎じたりして用いる習慣があり、独特の清涼感のある香りとともに、痛みを和らげる目的で伝統的に使われてきた歴史があります。19世紀には精油の蒸留が始まり、鎮痛・消炎目的の薬用途として広まりました。現代では主に中国・カナダ・インドで生産されており、スポーツ後のボディケアや筋肉・関節ケアを目的としたアロマテラピーで注目される精油のひとつです。
植物の特徴
ウインターグリーン(Gaultheria procumbens)は、ツツジ科ゴルテリア属の低木性常緑植物です。北アメリカ北東部から南部のアパラチア山脈地域にかけて自生し、主に森林の縁や日陰の斜面などに群生します。草丈は10〜15cmほどと低く、光沢のある楕円形の濃緑色の葉が特徴です。晩夏に白い小花を咲かせ、その後赤い果実をつけます。精油は主に葉部から水蒸気蒸留法で抽出されます。成分のほぼ90%以上をサリチル酸メチル(エステル類)が占めます。この成分は市販の湿布や鎮痛薬にも工業用として含まれており、刺激性が非常に強いことから取り扱いには十分な注意が必要です。香りはメントール系とは異なる独自の刺激的な清涼感があり、経験者の多くが「湿布」「薬品」と形容します。
効果・効能
心への作用
刺激的でシャープな香りは、眠気やぼんやりした状態をリセットしたい場面での芳香浴に選ばれることがあります。一般的なアロマテラピーでは、気分を切り替えたいときや気力を取り戻したいときに、少量の芳香浴として活用されることがあります。香りのインパクトが強いため、使用量はごく少量にとどめてください。ただし香りが非常に強いため、長時間の使用や密室での多量使用は避けてください。
体への作用
主成分のサリチル酸メチルには、鎮痛・抗炎症・鎮痙作用が期待されることから、筋肉痛・関節痛・肩こり・腰痛など体の痛みやこわばりのケアを目的としたトリートメントオイルとして選ばれることがあります。湿布と同じ成分であることから、スポーツ後のクールダウンや慢性的な痛みを抱える方のボディケアに用いられています。リンパうっ滞除去作用も期待されるため、むくみが気になるときのトリートメントに取り入れられることもあります。皮膚刺激が非常に強いため、使用濃度は必ず低く抑えてください。
肌への作用
収斂作用が期待されることから、ニキビや皮脂が気になる肌のケアに、非常に低濃度(0.5〜1%以下)で植物油に希釈して用いられることがあります。ただし、ウインターグリーン精油は皮膚への刺激が特に強い精油のひとつです。敏感肌の方や初めて使用する方は、必ずパッチテストを行い、低濃度での使用を徹底してください。
主な作用一覧
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
- 鎮痙作用
- 血行促進作用
- リンパうっ滞除去作用
- 利尿作用
- 収斂作用
- 去痰作用
- 消毒・抗感染作用
- 月経促進作用
おすすめの使い方
ウインターグリーンは、主成分のサリチル酸メチルが90%以上を占める、皮膚への刺激が特に強い精油です。アスピリンアレルギーの方、妊娠中・授乳中の方、乳幼児・お子様には使用をお控えください。皮膚に使用する際は、必ずキャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)で低濃度に希釈(植物油で薄めること)してから使用してください。
- 芳香浴(ディフューザー):
ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)には1滴から試してください。香りが非常に強く、2滴以上加えると刺激が強くなることがあります。30〜60分を目安に使用し、必ず換気を挟みながら、こまめに休憩を取るようにするのがおすすめです。
→ 詳しい使い方はこちら - トリートメント(ボディ):
筋肉痛・肩こり・腰まわりのこわばりが気になるとき、キャリアオイル10mLに対して1〜2滴(0.5〜1%)で希釈して、気になる部位に塗布してください。皮膚刺激が強いため、希釈せずに肌へ直接つけることは避けてください。使用後は手をしっかり洗い、目や粘膜に触れないようにするのがおすすめです。パッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24時間様子を見ること)を事前に行うと安心です。
→ 詳しい使い方はこちら - アロマバス(沐浴法):
ウインターグリーンは皮膚刺激が強いため、入浴への使用は低濃度に抑えることが大切です。使用する場合は、精油をキャリアオイルや乳化剤(水と油をなじませること)に加えてよく混ぜてから湯船に入れ、全体の濃度が0.5%以下になるようにしてください。入浴後は皮膚の状態をよく確認してください。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨:
バスソルトとして活用したい場合は、天然塩に無水エタノールで希釈したウインターグリーン精油をごく少量(全体の0.5%以下)加えてよく混ぜ、入浴時に使用してください。ルームスプレーとしては、精油1〜2滴を無水エタノールと水でよく混ぜ、お部屋や靴箱などにスプレーするとすっきりした香りが広がります。
→ 詳しい使い方はこちら
精油のブレンド
ウインターグリーンは香りが非常に個性的で強いため、ブレンドに使う場合は全体の1割以下を目安に、ごく少量を加える使い方が基本です。他の精油の香りを活かしながら、全体のバランスを整えるスパイス的な役割として取り入れるのがおすすめです。
- ハーブ系:ペパーミント、ローズマリー(シネオール)、ユーカリ・グロブルスとのブレンドで、よりシャープでスポーティーな印象になります。
- 柑橘系:レモン、スイートオレンジと合わせると、爽快感の中に明るさが加わります。
- ウッド系:サイプレス、ジュニパーベリーと組み合わせると、落ち着いた清涼感のある香りになります。
- フローラル系:ラベンダーと少量合わせると、シャープな香りがやわらかく整います。
ブレンドする際は、ウインターグリーンを1滴加えるだけでも香りが全体に広がります。まず他の精油を合わせてから、ウインターグリーンを少しずつ加えて調整するとバランスが取りやすくなります。
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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。











