【精油の辞典】カモミールローマンの効果・効能・おすすめの使い方

キーワード&データ

キーワードやさしい鎮静・安眠・子どもにも安心・心の安らぎ・青りんごの香り
学名Anthemis nobilis / Chamaemelum nobile
科名キク科
抽出部位花、葉
抽出方法水蒸気蒸留法
ノートミドル〜トップ
香りの系統フローラル系
主な成分アンゼリカ酸イソブチル、アンゼリカ酸イソアミル、アンゼリカ酸メチルアリル(エステル類)、ピノカルボン(ケトン類)、α-ピネン、リモネン(モノテルペン炭化水素類)
原産国フランス、イギリス、ドイツ、モロッコ、ハンガリー、イタリア、南アフリカ
陰陽
相性のよい星座蟹座
相性のよい天然石ムーンストーン、カルサイト
対応チャクラ第5チャクラ(スロートチャクラ)
注意事項妊娠初期の使用は避ける(通経作用あり)。高濃度使用で頭痛・吐き気の恐れあり。向精神薬・鎮静剤・睡眠剤との併用不可。キク科アレルギーの方は注意。

ストーリー

カモミールは「ヨーロッパで最も歴史ある民間薬」とも呼ばれ、数千年にわたって人々の生活に寄り添ってきたハーブです。古代エジプトでは太陽の神への祈りに用いられ、治療薬としても珍重されました。古代ローマ・ギリシャの人々は心身の疲れを癒すために花を床に敷き、ほのかな甘い香りを楽しんだとも伝えられています。ヨーロッパでは何世紀にもわたり、香りを楽しむだけでなく、観賞用・薬草として幅広く活用されてきました。「心にはローマン、身体にはジャーマン」と言われるほど、精神的な安定に特化した精油として今も高く評価されています。

植物の特徴

カモミールローマンはキク科の多年草で、世界中に広く自生しています。夏になると直径2〜3cmの白い小さな花を咲かせ、ハーブガーデンの植栽としても人気があります。花が八重になる品種もあり、観賞用としても親しまれています。精油の採取は、花と葉を一度乾燥させてから水蒸気蒸留法によって行われます。主成分は緊張緩和に優れたエステル類(アンゼリカ酸エステル)であり、鎮静作用も強く、少量でしっかりと効果を発揮します。香りは青りんごをイメージさせる甘酸っぱいフルーティな風味で、ハーブらしい芯の強さも感じられます。

効果・効能

心への作用

「心にはローマン」という言葉があるほど、カモミールローマンは心への働きに特に優れています。主成分のアンゼリカ酸エステルには高い鎮静作用があり、不安・緊張・怒り・悲しみといったネガティブな感情をやさしくほぐし、深い安らぎをもたらします。ストレス社会に生きる現代人の心をそっとサポートしてくれる精油です。就寝前に用いると心身ともにリラックスし、心地よい眠りへと導いてくれます。また、精神的なイライラや気分の浮き沈みといったPMSの症状にもやさしく働きかけ、子どもの夜泣きやかんしゃくにも安心して使える精油として知られています。欧米では心理カウンセリングの場にも取り入れられています。

体への作用

頭痛・筋肉痛・歯痛・神経痛など、さまざまな痛みを和らげる鎮痛作用があります。精神的なストレスからくる消化器系のトラブルや生理痛の軽減にも効果的です。緊張を解きほぐす作用があるため、不眠症の改善や安眠サポートにも役立てられています。また、解熱・発汗作用もあり、季節の変わり目の体調管理にも活躍します。免疫活性作用もあるため、日常的なコンディション維持にもおすすめです。

肌への作用

抗炎症作用と鎮痛作用により、ニキビや肌荒れの症状を落ち着かせ、炎症による赤みや痛みを和らげます。抗アレルギー作用もあるため、アトピー性皮膚炎やじんましんなどアレルギーによる皮膚トラブルの改善にも効果的です。保湿作用があり、頭皮ケアにも適しています。さらに、肌の弾力のもととなるコラーゲンの産生を促す働きが研究によって認められており、スキンケアに取り入れることで肌のハリとキメを整える効果が期待できます。シミ・色素沈着・ニキビ痕などのケアにも有用です。

主な作用一覧

  • 鎮静作用
  • 鎮痛作用
  • 抗炎症作用
  • 抗アレルギー作用
  • 誘眠作用(安眠・不眠改善)
  • 消化促進・健胃作用
  • 駆風作用
  • PMSの緩和
  • 免疫活性作用
  • 解熱・発汗作用
  • 保湿・肌荒れ改善作用
  • コラーゲン産生促進作用

おすすめの使い方

  • 芳香浴(ディフューザー):ディフューザーに1〜3滴加えて芳香浴を。就寝前にリビングや寝室で使用すると、心身のリラックスを促し、自然な眠りへと誘います。香りが強いので少量から始めるのがポイントです。
  • アロマバス(入浴):バスタブに天然塩やキャリアオイルで希釈した精油を2〜3滴加えてよく混ぜてから入浴します。全身で香りと温もりを感じ、心身の緊張をほぐすのに最適です。
  • トリートメント(マッサージ):キャリアオイル(ホホバオイル等)に希釈(1%以下)して、腹部・腰回り・肩・首などにやさしくマッサージします。生理痛・肩こり・筋肉の緊張緩和に効果的です。
  • スキンケア(化粧水・クリーム):精製水や無香料乳液に少量加えて、敏感肌や荒れた肌のケアに使用します。希釈濃度は0.5〜1%を目安にしてください。
  • 吸入(ハンカチ・手浴):ハンカチに1滴たらして香りを吸入するか、洗面器にお湯を張り精油を落としてゆっくり深呼吸することで、緊張・不安をすみやかにほぐすことができます。

精油のブレンド

カモミールローマンは香りの主張が強いため、少量をブレンドのアクセントとして使うと調和がとりやすくなります。フローラル系・柑橘系・ハーブ系・ウッド系との相性が良く、幅広いブレンドを楽しめます。

  • フローラル系:ラベンダー、ゼラニウム、ネロリ、イランイラン
  • 柑橘系:ベルガモット、オレンジスイート、レモン
  • ハーブ系:クラリセージ、スイートマジョラム
  • ウッド系:フランキンセンス、サンダルウッド

商品のご案内

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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。

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