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【精油の辞典】クラリセージの効果・効能・おすすめの使い方

キーワード&データ

キーワード女性のためのハーブ・ホルモンバランス・幸せホルモン・緊張緩和・明晰な心
学名Salviaサルビア sclareaスクラレア
科名シソ科
抽出部位花、葉
抽出方法水蒸気蒸留法
ノートミドル〜トップ
香りの系統ハーブ系
香調ハーバル・アロマティックノート
主な成分酢酸リナリル(エステル類)、リナロール・α-テルピネオール(モノテルペンアルコール類)、ゲルマクレンD(セスキテルペン炭化水素類)、スクラレオール(ジテルペンアルコール類)
原産国ハンガリー、フランス、ブルガリア、ロシア
陰陽
相性のよい星座蟹座
相性のよい天然石アメジスト、クンツァイト
対応チャクラ第2チャクラ
注意事項妊娠中・授乳中の使用は避ける。飲酒前後の使用は控える(強い眠気を引き起こすことがある)。高濃度での使用は頭痛を引き起こす場合あり。子宮収縮作用があるため妊娠中は禁忌。

ストーリー

クラリセージはラテン語の「clarus(明るい・清浄な)」を語源とする名前を持つハーブで、南ヨーロッパ原産の植物です。何千年も前からヨーロッパでは「キリストの目」とも呼ばれ、眼の洗浄や消化器系の疾患治療に使われてきた歴史があります。中世には種子を煎じて目につけると視界がクリアになるとされ、その名前の由来にもなりました。また、ドイツではマスカットワインの香り付けに「マスカテーラ・セージ」として使用され、フランスのベルモット酒の原料にも用いられてきました。古くから香水の原料としても幅広く利用されており、「女性のためのハーブ」として現代でも高く評価されています。

植物の特徴

クラリセージはシソ科の2年草または多年草で、草丈は30〜120cmに達します。繊毛に覆われた葉の上に白・ピンク・紫・青など多彩な花を咲かせ、寒さに強く庭植えにも適した身近な植物です。特徴的な成分はスクラレオール(ジテルペンアルコール類)で、エストロゲン様作用を持ち、女性ホルモンのバランスを整える働きが注目されています。また、主成分の酢酸リナリルは高い鎮静・リラックス作用を持ちます。香りはフルーティでほのかに甘く、ウッディーな落ち着きも感じられるハーブらしいニュアンスが特徴です。

効果・効能

心への作用

フルーティな中にも落ち着いたウッディーな香りが不安や緊張を和らげ、気持ちを安定させて明るい方向へ導いてくれます。鎮静作用に優れており、強い不安や緊張で疲れ果てた心を癒し、パニック状態から平静を取り戻すのに役立ちます。同時に気分を高揚させる働きがあり、落ち込んだ気持ちをほぐして幸せな感覚を高める効果が期待できます。幸せホルモン「オキシトシン」の分泌を促すとされており、自律神経のバランスを整え、ストレスを緩和し、心の安定と幸福感をもたらします。

体への作用

「女性のためのハーブ」と呼ばれるほど、女性特有の不調に効果的です。スクラレオールのエストロゲン様作用がホルモンバランスを整え、月経痛・PMS(月経前症候群)・生理不順・更年期の不調などを緩和します。子宮強壮作用があり、陣痛の緩和にも利用されます。また、肩こり・筋肉痛・けいれん・頭痛・偏頭痛の緩和にも有効です。呼吸器系への働きかけにも優れ、咳・喉の感染症・気管支炎の改善に役立ちます。リナロールが持つ血圧降下作用により、高血圧の改善も期待できます。

肌への作用

皮脂バランスを調整する作用があり、油っぽい肌や頭皮のケア、フケの改善に効果的です。細胞の成長を促進し、毛髪の育毛・脱毛予防にも役立ちます。無香料のナチュラルシャンプー30mlに3〜6滴を混ぜて使用するのがおすすめです。血行を促進して肌の代謝を高め、美しい肌へ導く効果も期待できます。また収れん作用もあり、毛穴の引き締めや肌のキメを整えるスキンケアにも活用できます。

主な作用一覧

  • 鎮静作用・抗うつ作用
  • 女性ホルモン調整作用(エストロゲン様作用)
  • 子宮強壮作用・PMSの緩和
  • 鎮痛作用(月経痛・頭痛・筋肉痛)
  • 神経強壮・神経バランス調整作用
  • 抗菌作用・抗真菌作用
  • 血圧降下作用
  • 呼吸器系への作用(去痰・抗カタル)
  • 皮脂抑制作用・収れん作用
  • 皮膚再生作用・育毛促進作用
  • デオドラント・制汗作用
  • 消化促進・健胃作用

おすすめの使い方

クラリセージ精油(水蒸気蒸留法)は光毒性がなく、皮膚刺激性も低いため、比較的使いやすい精油です。ただし感作(繰り返し使ううちにアレルギー反応が起きやすくなること)の可能性が中程度あるため、初めて使う方はパッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24時間様子を見ること)をおすすめします。妊娠中・授乳中の方はご使用をお控えください。また、飲酒前後の使用は強い眠気につながることがあるためお控えください。

  • 芳香浴(ディフューザー)
    ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に1~2滴で十分です。高濃度の香りは頭痛を引き起こすことがあるため、まず1滴から試してみてください。30~60分を目安に換気を挟みながらお使いいただくと、香りを心地よく楽しめます。
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  • アロマバス(沐浴法)
    精油は水に溶けないため、キャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)やバスソルト小さじ1~2杯に精油2~3滴を混ぜてから(乳化させてから)湯船に入れてください。ホルモンバランスが気になるとき、月経前の気分の揺らぎや冷えが気になるときのバスタイムに取り入れてみてください。妊娠中の方はご使用をお控えください。
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  • トリートメント(ボディ)
    キャリアオイル10mLに対して1~2滴(1%以下)を目安に希釈(植物油で薄めること)してご使用ください。腹部・腰まわりや肩など、筋肉のこわばりが気になる部分に、手のひらで円を描くようにやさしくなじませます。初めてお使いになる場合は、パッチテストを行ってから使用してください。
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  • 手作りコスメ・生活雑貨(ヘアケア)
    無香料のナチュラルシャンプー30mLに2~4滴(約0.5~0.7%)を加えてよく混ぜてからお使いください。頭皮の皮脂バランスを整えたいときや、フケ対策・育毛のサポートとして取り入れやすい方法です。使用前によく混ぜ、毎回新しく混ぜるのがおすすめです。
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  • 吸入法
    ハンカチやティッシュに1~2滴たらして、鼻から自然に香りを取り込む方法です。気分が落ち込んでいるときや緊張を感じるときに気軽に試せます。洗面器に熱めのお湯を張り、精油を1~2滴落としてからタオルを頭からかぶってゆっくり蒸気を吸い込む「スチーム吸入」も、咳や鼻の詰まりが気になるときにおすすめです。
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精油のブレンド

クラリセージはハーブらしい深みの中にフルーティな甘さを持つ香りで、フローラル系・柑橘系・ウッド系の精油とよく調和します。香りが比較的強めなので、ブレンドに加える際は1~2滴から試し、全体のバランスを確かめながら使うのがポイントです。

  • フローラル系
    ラベンダー、ゼラニウム、ネロリ、ローズオットー、イランイラン(甘さに柔らかい奥行きが加わります)
  • 柑橘系
    ベルガモット、オレンジスイート、グレープフルーツ(ハーブの重みが和らぎ、軽やかで明るい香りになります)
  • ハーブ系
    スイートマジョラム、ペパーミント(ハーブ同士の組み合わせでシャープかつ深みのある香りになります)
  • ウッド系
    サンダルウッド、フランキンセンス、サイプレス(落ち着いた大地感が加わり、奥行きのある香りになります)

ブレンドはクラリセージを全体の20~30%以内を目安に加えると、香りのバランスが整いやすくなります。

商品のご案内

ベル・クウォーレでは、精油をはじめ、ハーブ、芳香蒸留水、アロマクラフト関連商品など、香りを日常に取り入れるためのアロマ関連商品を取り扱っております。

現在取り扱い中の商品は、Amazon ベル・クウォーレ公式ストアからご覧ください。

※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。

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