キーワード&データ
| キーワード | 清涼感・虫よけ・リフレッシュ・呼吸ケア・集中 |
|---|---|
| 学名 | Mentha arvensis |
| 科名 | シソ科 |
| 抽出部位 | 葉 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| ノート | トップノート |
| 香りの系統 | ハーブ系 |
| 香調 | ハーバル・ミンティノート |
| 主な成分 | ℓ-メントール(モノテルペンアルコール類)、ℓ-メントン(ケトン類)、α-ピネン、β-ピネン(モノテルペン炭化水素類) |
| 原産国 | インド、中国(日本でも栽培される) |
| 陰陽 | 陰 |
| 相性のよい星座 | 双子座 |
| 相性のよい天然石 | アクアマリン |
| 対応チャクラ | 第5チャクラ |
| 注意事項 | 乳幼児・子どもへの使用は避けてください。妊娠中・授乳中の方、高齢者、てんかん疾患のある方、血圧が高い方は使用を控えてください。皮膚への刺激が強いため、原液塗布は禁止です。猫・フェレット・鳥類への使用は避けてください。 |
ストーリー
ハッカ(薄荷)はシソ科ハッカ属に分類されるハーブで、和ハッカとも呼ばれます。アジア東部を原産地とし、日本では北海道から九州まで広く分布してきました。かつては北海道を中心にハッカの産地として国際的にも知られており、メントールを豊富に含む和ハッカは世界市場でも高く評価されていました。漢方・中医学では「薄荷(はっか)」として古くから用いられ、熱を冷ます涼性の生薬として位置づけられています。医薬品や食品・日用品の分野でも広く活用され、湿布薬や胃腸薬、歯磨き粉など身近な製品にメントール成分が使われています。
植物の特徴
ハッカはシソ科の多年草で、地下茎で旺盛に増えるため、地植えすると周囲に広がりやすい植物です。草丈は20〜60センチメートル程度で、茎の断面が四角く、葉の縁が鋸状になっているのが特徴です。夏から秋にかけて、淡紫色または白色の小さな唇形花を輪状に咲かせます。同じシソ科ハッカ属にはペパーミント(西洋薄荷)やスペアミント(緑薄荷)などもありますが、ℓ-メントールの含有量は和ハッカが最も高いとされています。精油は葉を水蒸気蒸留して得られ、鋭くすっきりとした清涼感のある香りが特徴です。
効果・効能
心への作用
ℓ-メントールの清涼感のある香りは、眠気が気になるときや気持ちをすっきりさせたいときに選ばれることがあります。集中力を保ちたい場面での芳香浴として用いられることがあり、気分をリフレッシュしたいときにも活用されています。興奮を静め、落ち着きを取り戻す場面で使われることもあります。
体への作用
一般的なアロマテラピーでは、消化器系のサポートや頭痛・神経痛・腰痛のトリートメントに植物油で希釈して用いられることがあります。乗り物酔いによる吐き気の不快感を和らげる場面でも使われることがあります。冷却作用により体にこもった熱感を鎮める場面での利用も紹介されていますが、広範囲への使用は避けてください。また、呼吸を楽にしたいときの芳香浴として用いられることもあります。
肌への作用
抗菌作用が期待されることから、スキンケアや頭皮ケアに植物油で大幅に希釈して取り入れられることがあります。かゆみを和らげる目的でも用いられることがあります。ただし、皮膚への刺激が強い精油であるため、使用濃度には十分な注意が必要です。アウトドアシーンでの虫よけスプレーにも活用されています。
主な作用一覧
- 冷却作用
- 抗菌作用
- 抗ウイルス作用
- 抗真菌作用
- 鎮痛作用
- 消化促進作用
- 健胃作用
- 覚醒作用
- 神経強壮作用
- 昆虫忌避作用
- 粘液溶解作用
- 血管収縮作用
- 肝臓強壮作用
- 消臭作用
- 免疫調整作用
- 脂肪溶解作用
- 胆汁分泌促進作用
おすすめの使い方
ハッカ精油は主成分であるℓ-メントールの含有量が非常に高く、清涼感と皮膚刺激性が強い精油です。乳幼児・幼児への使用はお控えください。妊娠中・授乳中の方、てんかんのある方、血圧が高い方は使用前に専門家にご相談ください。
- 芳香浴(ディフューザー):
ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に1〜2滴で十分です。清涼感のある香りは少量でも部屋全体に広がりやすいため、まず1滴から試してみてください。30〜60分を目安に換気を挟みながら使うと、気分のリフレッシュや集中したいときの芳香浴として役立てやすくなります。
→ 詳しい使い方はこちら - 吸入法:
マグカップに熱湯を注ぎ、1〜2滴垂らして蒸気を鼻から静かに吸い込む方法です。鼻や喉の通りが気になるときや、乗り物酔いによる不快感が気になる場面での活用が紹介されています。目を閉じて行い、1〜2分を目安にしてください。
→ 詳しい使い方はこちら - アロマバス(沐浴法):
ハッカ精油は皮膚への刺激が強いため、植物油や乳化剤(水と油をなじませるための素材)で十分に薄めてから浴槽に加えてください。使用量は全身浴で1〜2滴を目安に、少なめにするのがおすすめです。精油を直接湯に入れると皮膚や粘膜に刺激を与えることがあります。
→ 詳しい使い方はこちら - トリートメント(ボディ):
キャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)10mLに対して1〜2滴(0.5〜1%)を目安に希釈(植物油で薄めること)してください。これはTisserand & Young「Essential Oil Safety」が示す皮膚への最大使用濃度(1.2%)に配慮した設定です。肩・腕・脚などの広範囲に使用する場合は、0.5%以下(10mLに1滴)にとどめることをおすすめします。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨:
無水エタノールに精油を溶かし、精製水を加えた虫よけスプレーとして活用できます。ℓ-メントールの昆虫忌避作用から、カメムシ・蚊・コバエなどへの虫よけとして使われることがあります。スプレー全量(50mL)に対して精油は5〜10滴(0.5〜1%)を目安にしてください。パッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24時間様子を見ること)を行ってからご使用ください。
→ 詳しい使い方はこちら
精油のブレンド
ハッカ精油の鋭くすっきりとした清涼感のある香りは、ハーブ系・柑橘系・ウッド系の精油と特に相性よくまとまります。香りが強いため、全体の中で1〜2滴程度を目安に加えると、ブレンド全体のバランスが整いやすくなります。
- ハーブ系:
ローズマリー・シネオール、ユーカリ・グロブルス、タイム(清涼感がさらに引き立ち、すっきりとした印象に) - 柑橘系:
レモン、グレープフルーツ、ベルガモット(明るくフレッシュな印象に) - ウッド系:
ティートゥリー、ジュニパーベリー(すっきりとした中に深みが生まれる) - 樹脂系:
フランキンセンス(清涼感に落ち着きが加わる)
ブレンドする際は、ハッカ精油の使用量は全体の20〜30%以内に抑えると他の香りとなじみやすくなります。
商品のご案内
ベル・クウォーレでは、精油をはじめ、ハーブ、芳香蒸留水、アロマクラフト関連商品など、香りを日常に取り入れるためのアロマ関連商品を取り扱っております。
現在取り扱い中の商品は、Amazon ベル・クウォーレ公式ストアからご覧ください。
※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。











