キーワード&データ
| キーワード | 自己愛・スキンケア・フローラル・抗菌・皮膚再生 |
|---|---|
| 学名 | Cymbopogon martinii var. motia |
| 科名 | イネ科(Poaceae) |
| 抽出部位 | 葉 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| ノート | ミドルノート |
| 香りの系統 | フローラル系 |
| 香調 | フローラルノート |
| 主な成分 | ゲラニオール・リナロール・酢酸ゲラニル・β-オシメン・シトラール |
| 原産国 | インド・ベトナム・ネパール |
| 陰陽 | 陰 |
| 相性のよい星座 | かに座 |
| 相性のよい天然石 | ローズクォーツ |
| 対応チャクラ | 第4チャクラ |
| 注意事項 | 妊娠初期のトリートメント使用は避けてください。皮膚刺激の可能性があるため、敏感肌の方は低濃度での使用をおすすめします。芳香浴であれば問題ありません。 |
ストーリー
パルマローザは、インドやネパールの湿地帯に自生するイネ科の多年草から抽出される精油です。その名は、葉の形が手のひら(palm)に似ていることと、バラ(rosa)に似た香りに由来するとされています。18世紀頃から精油としての活用が始まり、当初は香水やタバコの香りづけとして珍重されてきました。インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、発熱や感染症への対処として古くから用いられてきた記録もあります。「インディアンゼラニウム油」や「ロシャ」の名でも知られ、ローズと共通するゲラニオールやリナロールを主成分に持つことから、ローズ精油の代替として使われることもあります。今日では香粧品・化粧品・石鹸の原料としても広く利用されています。
植物の特徴
パルマローザは、レモングラスやシトロネラと同じイネ科シンボポゴン属に属する多年草です。草丈は1〜3メートルほどになり、細長いイネ科特有の葉を持ちます。北インドやネパールの湿地帯が原産地とされており、インドでは8月の開花期に薄紫色の花が一面に広がる景色が見られます。アロマテラピーに用いられる精油は、var. motia(モチア種)の葉から水蒸気蒸留法で抽出されます。変種にはmotiaとsofiaの2種がありますが、精油用途にはmotiaが使われます。現在はインド・ベトナム・ネパールのほか、セーシェル諸島・コモロ諸島・マダガスカルなど各地でも生産されており、産地によって香りの特徴に違いが生まれます。
効果・効能
心への作用
パルマローザの香りは、神経系を静めながら気持ちを明るくする場面で選ばれることがあります。周りの変化に馴染みにくいと感じるとき、落ち込んだ気持ちを前向きに切り替えたいときに用いられてきました。鎮静と強壮の両方の作用があるとして紹介されることがあり、疲れた心を穏やかに整えながら、気分を前向きにする働きが期待されています。ローズと共通する芳香成分ゲラニオールを豊富に含み、やさしく温かみのある香りが心を落ち着かせると言われています。
体への作用
抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用があるとして、体のバリア機能をサポートする場面で活用されることがあります。泌尿器や生殖器系のケアにも用いられてきた歴史があります。アーユルヴェーダでは解熱や感染症への対処として珍重されており、疲れが溜まっているときや、体力が低下していると感じるときに選ばれることがあります。鎮痛作用も紹介されており、筋肉や関節のケアを目的としたトリートメントにも活用されることがあります。
肌への作用
パルマローザはスキンケアへの活用が広く知られている精油です。皮膚細胞の成長を促す皮膚再生作用があるとされており、乾燥肌・脂性肌を問わず幅広い肌質に用いられています。保湿性に優れ、肌にハリや潤いを与えるとして好まれています。抗炎症・抗菌作用が皮膚の炎症やニキビ・湿疹のケアに役立つとして紹介されることがあり、頭皮の皮脂バランスを整えるためのヘアケアにも活用されてきました。使用の際は必ず植物油で適切に希釈してください。
主な作用一覧
- 抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用
- 皮膚再生・細胞更新作用
- 収れん作用
- 抗炎症・消炎作用
- 鎮静・神経強壮作用
- 抗うつ・気分向上作用
- 解熱・免疫サポート作用
- 保湿・スキンケア作用
おすすめの使い方
パルマローザはスキンケアやヘアケアに活用しやすい精油です。敏感肌の方や初めてお使いになる場合は、パッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り24時間様子を見ること)をおすすめします。
- 芳香浴(ディフューザー):
ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に3〜4滴を目安にお使いください。ローズやゼラニウムに似たやさしいフローラルな香りが広がります。30〜60分を目安に換気を挟みながらお楽しみください。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨(スキンケア):
ホホバオイルやスクワランなどのキャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)10mLに対して1〜2滴(0.5〜1%)を目安に希釈(植物油で薄めること)してお使いください。顔へ使用する場合は1%以下が安心です。洗顔後の保湿ケアや、乾燥が気になる部分への集中ケアとして活用されています。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨(ヘアケア):
無香料シャンプーやコンディショナー30mLにパルマローザを3〜6滴(1〜2%)加えてよく混ぜ、頭皮をなでるようにマッサージしながら洗うことで、頭皮の皮脂バランスを整えるケアとして取り入れることができます。シャンプー前の頭皮マッサージには、植物油5mLに1滴(約0.5%)の割合で希釈したオイルをお使いください。
→ 詳しい使い方はこちら - アロマバス(沐浴法):
精油はお湯に直接混ざらないため、植物油5mLに3〜4滴を混ぜてから(乳化剤(水と油をなじませること)を使ってもよいです)バスタブに入れてよくかき混ぜてからご入浴ください。お湯に溶け込んだ成分が肌にやさしくなじみ、入浴後のしっとり感を感じやすい使い方です。
→ 詳しい使い方はこちら - トリートメント(ボディ):
キャリアオイル10mLに対して2〜4滴(1〜2%)を目安に希釈し、マッサージオイルとしてお使いください。肌にやさしくなじみ、乾燥しがちなボディケアに活用されています。妊娠初期の方はトリートメントへの使用を控え、専門家にご相談ください。
→ 詳しい使い方はこちら
精油のブレンド
パルマローザはフローラル系の香りに溶け込みやすく、柑橘系を加えると軽やかで明るい印象になります。ウッド系・樹脂系と組み合わせると、香りに落ち着きと奥行きが生まれます。
- フローラル系:
ゼラニウム、ローズオットー、イランイラン — フローラルの香りをより豊かに広げたいときに - 柑橘系:
ベルガモット、グレープフルーツ — 軽やかでさわやかな印象に仕上がります - ウッド系:
サンダルウッド — やわらかな甘みに木の落ち着きが加わります - 樹脂系:
フランキンセンス — 香りに深みと安らぎをプラスしたいときに
ブレンドするときは、全体の使用量に対してパルマローザを30〜50%程度の割合を目安にすると、他の精油と調和しやすくなります。
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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。











