こんにちは。ベル・クウォーレ村上優香です。
日中の寒暖差と共に、肌の乾燥が気になり始めました。
顔はもちろんですが、腕やすねもカサカサしてきて突っ張るような感じが。
そろそろ、保湿オイルの種類と使い方を変えていく季節になったようです。
秋から冬へ。肌の乾燥と向き合う自然なスキンケア
11月になると秋が深まり、少しずつ空気が冷たくなる季節。
「肌がカサカサする」
「いつもより肌がかゆい」
「お風呂上がりに肌がつっぱる」
そんな変化を感じることはありませんか?
秋から冬にかけては、気温や湿度が低下し、皮膚のうるおいが失われやすくなります。
今回は、皮膚の仕組みを簡単にひもときながら、アロマセラピーや自然療法を取り入れた、この季節のスキンケアについてご紹介します。
1.私たちの皮膚は、身体を守るバリア
皮膚は、単に身体を覆っているだけではありません。
外部からの刺激や細菌などから身体を守り、体内の水分が失われるのを防ぐ、大切な役割を担っています。
皮膚は大きく分けると、表皮・真皮・皮下組織の3つの層からできています。
なかでも、肌の乾燥と深く関係しているのが、一番外側にある「表皮」です。
肌のうるおいを守る「角層」
表皮の最も外側には、角層(角質層)があります。 角層は、角質細胞と、そのすき間を満たす細胞間脂質などによって構成されています。 よく例えられるのが、レンガとセメントの関係です。
・レンガ:角質細胞
・セメント:細胞間脂質
・表面を覆う皮脂:水分の蒸発を抑える働きの一部を担う
この構造が整っていることで、肌の水分が保たれ、外部からの刺激を受けにくくなります。
ところが、乾燥や摩擦、洗いすぎなどによって角層のバリア機能が低下すると、水分が失われやすくなります。
その結果、肌のカサつきやつっぱり、かゆみなどが起こりやすくなるのです。

2.なぜ秋から冬に肌トラブルが増えるのでしょう?
この季節に肌の乾燥が進みやすいのには、いくつかの理由があります。
・空気の乾燥
気温が下がると、空気中の水分量も少なくなりやすく、肌から水分が失われやすい環境になります。 暖房の使用も、室内の乾燥につながります。
・皮脂や保湿成分の減少
皮脂は肌の表面を保護する役割を担っています。
また、角層には天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質など、うるおいを保つための成分が存在します。
加齢や季節の影響などによって、こうした肌の保湿機能が低下すると、乾燥しやすくなります。
・熱いお湯や洗いすぎ
寒くなると、熱いお風呂にゆっくり入りたくなりますね。
しかし、熱いお湯や長時間の入浴、洗浄力の強い石けん、ゴシゴシタオルは、皮膚のうるおいを保つ成分を落としすぎる原因になります。
特に、すねや腕、腰まわりは乾燥しやすい部位です。
肌の変化を感じたら、まずは毎日の洗い方や入浴方法を見直してみましょう。
3.皮膚の代表的なトラブル
◆皮脂欠乏性湿疹
皮膚の乾燥が進み、炎症を起こした状態です。
・強いかゆみ
・赤みや湿疹
・皮膚の細かなひび割れ
・入浴後や就寝中に強くなるかゆみ
高齢になるほど起こりやすく、秋から冬にかけて悪化する傾向があります。
乾燥だけであれば保湿が基本ですが、赤みや湿疹、強いかゆみがある場合には、皮膚科で適切な治療を受けることが大切です。
◆手荒れ・ひび・あかぎれ
気温が下がると血行や皮脂分泌の変化に加え、手洗いや水仕事による刺激が重なり、手荒れが起こりやすくなります。
・指先や指の関節のひび割れ
・手の甲の乾燥
・赤みやかゆみ
・水仕事の際のしみるような痛み

水仕事では必要に応じて手袋を使用する、手洗い後は水分を優しく拭き取る、ハンドクリームやワセリンなどで保護する、刺激の強い洗剤や熱いお湯を避ける。症状が続く場合は、単なる乾燥ではなく、手湿疹や接触皮膚炎の可能性もあります。
◆寒暖差によるかゆみ・じんましん
秋から冬にかけては、暖かい室内から寒い屋外へ出たときや、冷えた身体が急に温まったときに、皮膚症状が出ることがあります。
代表的なものには、寒冷じんましんや、温熱刺激などによって誘発されるじんましんがあります。
・赤み
・皮膚の盛り上がり
・強いかゆみ
・温度変化に伴う症状の出現
ただし、寒暖差による症状には複数の原因があります。毎回同じ状況で症状が出る場合は、皮膚科で相談しましょう。
なお、冷水や冷たい風によってじんましんが出る方は、自己判断で冷水浴などを試さないでください。
◆衣類によるかゆみ・接触皮膚炎
秋から冬は、セーターや保温性の高い衣類を着る機会が増えます。
ウールなどのチクチクする素材や、衣類に残った洗剤・柔軟剤が刺激となり、かゆみや湿疹が起こることがあります。
また、汗や摩擦も皮膚への刺激になります。
・肌に直接触れる衣類は、柔らかい綿素材などを選ぶ
・汗をかいたら着替える
・洗剤や柔軟剤を使いすぎない
・かゆみが出る衣類や素材を避ける
4.植物の力を暮らしに取り入れるアロマケア
植物の香りを楽しむアロマセラピーは、日々の暮らしに心地よい時間を取り入れる方法のひとつです。
ただし、精油は天然の植物から抽出されたものであっても、肌への刺激やアレルギー反応を起こすことがあります。
精油は原液で直接塗るのは厳禁です。乾燥や湿疹がある肌には、お肌に適したキャリアオイルで精油を希釈して使用してください。
まず始めは、香りを楽しむ「芳香浴方法」から取り入れるのもおすすめです。
① ラベンダーの香りで、くつろぎの時間を
ラベンダーは、アロマセラピーで親しまれている精油のひとつです。 穏やかな香りを楽しみながら、就寝前や入浴後のリラックスタイムに取り入れてみましょう。
おすすめの楽しみ方
ティッシュやアロマストーンに精油を1滴垂らし、顔から離れた場所で香りを楽しみます。
香りが強くならないよう、少量(1滴~3滴)から試しましょう。
② カモミールのやさしいイメージに包まれて
カモミールは、ハーブティーや植物の香りを楽しむ習慣で知られる植物です。
忙しい一日の終わりに、温かいカモミールティーを楽しむのもよいでしょう。
ただし、キク科植物にアレルギーがある方は注意が必要です。
③ まずは保湿を大切に
肌の乾燥対策で最も大切なのは、失われやすい水分を保ち、皮膚のバリア機能を守ることです。
入浴後は、植物油100%のキャリアオイル(ホホバオイルやマカダミアナッツオイル、アルガンオイル等)、無香料の保湿クリームやワセリンなどを使い、肌を保護しましょう。
特に大切なのは、かゆくなってから対処するのではなく、乾燥が始まる時期から保湿を習慣にすることです。
5.自然療法の基本は、肌に負担をかけないこと
自然療法というと、植物の力を取り入れることに目が向きがちですが、日常の小さな習慣も大切です。
肌を守る4つの習慣
1.入浴はぬるめのお湯で
熱すぎるお湯や長時間の入浴を避け、肌への負担を減らします。
2.洗いすぎない
石けんやボディソープは必要な部分に適量を使い、タオルなどでゴシゴシこすらないようにしましょう。
3.入浴後は早めに保湿する
肌の水分が失われないよう、入浴後はできるだけ早く保湿剤を塗ります。
4.身体の内側からも整える
バランスのよい食事や十分な睡眠を心がけ、身体を休める時間をつくりましょう。 肌の健康には、毎日の生活習慣も関係しています。
5.肌の声に耳を傾ける季節
秋から冬にかけての肌トラブルは、単なる乾燥だけが原因とは限りません。
強いかゆみや赤み、湿疹が続く場合は、皮脂欠乏性湿疹や接触皮膚炎などの可能性もあります。
保湿をしても改善しない場合や、症状が悪化する場合は、皮膚科に相談しましょう。
こんな症状は皮膚科へ
次のような症状がある場合は、単なる乾燥と決めつけず、医療機関に相談してください。
・強いかゆみで眠れない
・赤みや湿疹が広がっている
・皮膚がジュクジュクしている
・ひび割れや痛みが改善しない
・保湿を続けても症状が悪化する
植物の香りを楽しむリラックスできる時間、肌をいたわる入浴、毎日の保湿。
特別なことを始めるよりも、日々の暮らしのなかで、自分の身体をいたわる習慣を積み重ねることが大切です。
乾燥が気になり始めるこの季節。
肌の仕組みを知り、植物の香りや自然の恵みを上手に取り入れながら、心地よく冬を迎える準備をしてみませんか?
参考に。美肌力をアップする精油はいくつかあります。
*細胞再生作用 ローズウッド、パチュリ
*収斂作用 ゼラニウム・エジプト、パルマローザ、プチグレン、マージョラム
*瘢痕形成作用 パルマローザ、フランキンセンス、ヘリクリサム、ベンゾイン、ラベンダー・アングスティフォリア、ローズ
*皮脂調整作用 イランイラン
*皮膚強壮作用 タイムリナロール、ローズ、ローズウッド
*皮膚組織再生作用 プチグレン、ラベンダー・アングスティフォリア、ローズ、ローズウッド、ローズマリー・ベルベノン
*皮膚弾力回復作用 ゼラニウム・エジプト、パルマローザ、プチグレン、ネロリ、ヘリクリサム、ローズ
*美白作用 セロリ
美肌用保湿オイルの作り方
上記の精油をホホバオイル等のキャリアオイルで希釈します。
ボディ用:ホホバオイル10mlに対して精油2滴
フェイス用:ホホバオイル10mlに対して精油1滴
その他ボディ用キャリアオイル:マカダミアナッツオイル、オリーブオイル、ライスブランオイル、
その他フェイシャル用キャリアオイル:アルガンオイル、スクワランオイル、ツバキオイル
※お肌にトラブルがある場合や、センシティブスキンの方は、最初から精油を使わず、まずはキャリアオイルだけで保湿をおこなってください。
キャリアオイルは植物性天然成分100%のオイルを使用します。添加物等もケミカル成分も一切含まれていませんから安心して使えます。
オイルのべとつき感が気になる方は、使う量やオイルの種類を変えてみてください。
キャリアオイルにもいろいろな栄養素が含まれています。2種類以上をブレンドして使う方法もあります。
今回は今までに紹介していなかった精油で美肌力には特におすすめのローズウッドをご案内します。
2-052 ローズウッド
学名 Aniba rosaeodora
科名 クスノキ科
抽出部位 木部
抽出方法 水蒸気蒸留法
主要成分 【モノテルペンアルコール類】d-リナロール、α-テルピネオール
【酸化物類】1,8シネオール、cis-リナロールオキサイド
原産国 ブラジル
◆ローズウッドの作用◆
鎮静作用、抗不安作用、抗菌作用、殺菌作用、抗真菌作用、殺真菌作用、抗ウイルス作用、免疫刺激作用、皮膚組織再生作用、皮膚強壮作用、収斂作用、細胞再生作用、抗寄生虫作用、催淫作用、鎮痛作用、強壮作用、リラックス作用、抗アレルギー作用、抗腐敗作用、抗喘息作用、鎮咳作用、胆汁分泌促進作用、去痰作用
ローズウッドは、南米北部の年間を通して温暖で湿潤な環境、熱帯雨林の広がるアマゾン地域に自生するクスノキ科の樹木の1種です。十分に成長すると、高さ20〜30mほどに達することがあり、森林の中で大きな樹冠を広げます。甘く上品なバラを思わせる香りで知られ、アロマセラピーでは、木部から抽出される精油が利用されています。
「ローズウッド」という名前は、木部から得られる精油がバラを思わせる香りを持つことに由来するとされています。
家具材などとして利用されるシタンなども、ローズウッドとよばれるが、全く遠縁の植物です。
アロマセラピーで「ローズウッド」と呼ばれる精油は、一般に学名が Aniba rosaeodora から抽出されたものを指します。他の植物を使用したケースもありますので、使用するときは学名を確認してください。
ローズウッドはクスノキ科に属しており、同じ科にはシナモンや樟脳の原料となるクスノキなど、芳香成分を含む植物が知られていますが、同じクスノキ科であっても、植物によって香りや含まれる成分は異なります。
ローズウッドの葉は緑色で、楕円形から長楕円形をしています。葉の表面は比較的なめらかで、先端は尖り、枝に互生します。小さな花を咲かせ、受粉を経て果実を形成し、種子ができます。その種子がこぼれ落ち、次世代の樹木が育ち、熱帯雨林の植物の一員として生命をつないでいきます。
ローズウッドは、その香りの人気が高まり、フレグランスに利用するため、芳香成分を含む木部を採取するために伐採されてきました。
しかし、精油の需要による過剰な伐採で天然資源の減少が問題となり、2010年にワシントン条約の附属書Ⅱに掲載されました。
附属書Ⅱは、絶滅のおそれを防ぐため、国際取引を規制する必要がある動植物を対象としています。
ローズウッドは木材だけでなく、精油などの抽出物も規制対象となる場合があります。
植物の香りを楽しむときには、その植物の生態や資源保全にも目を向け、香りを未来へつなぐためにも、現在では、持続可能な生産方法や森林資源の保全が重要視されています。
ローズウッド精油を購入する際には、原料植物の学名だけでなく、原産地や生産方法、資源管理に関する情報にも目を向けたいものです。植物の香りを楽しむことは、その植物が育つ環境について知るきっかけにもなります。
ローズウッド精油にはリナロールが多く含まれ、甘く柔らかな香りが特徴です。
テルペンにはd 体とℓ 体があり、ローズウッドに含まれるリナロールは、d 体のリナロールでローズウッドとコリアンダーに含まれています。
中枢神経に作用し、神経強壮作用、疲労回復作用の固有作用があり、神経障害や神経疲労に有用とされています。
ちなみに、ℓ 体のリナロールを含む精油はたくさんありイランイラン、クラリセージ、ゼラニウム・エジプト、ネロリ、パルマローザ、ベルガモット、真正ラベンダー、ヘリクリサムなどがあります。
固有作用は鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用があります。
テルピネオールには抗アレルギー作用、抗腐敗作用、抗喘息作用、鎮咳作用、胆汁分泌促進作用、抗菌作用、去痰作用があります。
この二つのモノテルペンアルコール類を主要成分とするので、各種の感染症に対する働きが期待できます。
ローズウッドは最も優しく安心して使える精油で、使用上の注意事項を正しく守れば乳幼児から妊産婦、授乳中の女性まで幅広く適用することができる精油です。
■こころに
ローズの香りにウッディー感を含ませたような重さのある甘く優しいは人気です。人に気を使いすぎたり、精神的に疲れてしまった時にローズウッドの香りが包み込むように癒してくれます。
イライラしたり興奮したりした気持ちをしずめてくれたり、落ち込んだ気持ちを持ち上げて元気にしてくれる香りです。
忙しい毎日の中、ふっと一息つくときに、気疲れしてくたくたになったときに寄り添ってくれます。
■からだに
免疫活性作用や強壮作用があり、抗菌、抗ウイルス、抗真菌作用などにも優れ、各種感染症(特に呼吸器系・泌尿器系・婦人科系の感染症)の予防や回復を早めるのを助けてくれます。
喘息や咳を静める作用も高いので呼吸器系のトラブルを助けてくれます。
■お肌に
皮膚組織再生作用、皮膚強壮作用、収斂作用、細胞再生作用など、お肌にも優れた働きが期待できます。
細胞の新陳代謝を活性化させ、保湿作用やハリを与える作用があるので、成熟肌やしわ、たるみなどが気になるアンチエイジングケアにもおすすめです。
抗炎症作用、殺菌作用も高く、肌荒れやニキビ肌に力を発揮します。また妊娠線の防止にも役立ちます。

公式インスタグラム
アロマ&リラクゼーション ベルクウォーレ
〈公式〉(@aroma_belta_cuore) instagram.com

最後まで読んでいただきありがとうございます。
雨が多いですが、一雨ごとに空気が変わってきているような気がします。
もうすぐ11月、毎年恒例の神在月の出雲大社参りです。
今回は11月18日の神迎神事から25日夕刻までの期間です。
よくわかりませんが、お参りの後は、なんかすがすがしい気分になれます。
9月、10月とバタバタと過ごしてしまったので、ここで一度切り替えたいと思います。
ボスと何を食べるか相談中です。おそば必須!、島根ワイナリー必須! ぜんざいは?
出発までいろいろと楽しみです。
季節の変わり目、寒暖差や気圧の変化も大きい時期です。
体調不良になってからの対処より、まずは予防です!
皆様、ご自愛くださいね。














