精油紹介ver.Ⅱ クローブ

こんにちは。ベル・クウォーレ村上優香です。

10月に、日本アロマ環境協会資格取得講座「アロマブレンドデザイナー」の講座開講です。

◆アロマブレンドデザイナーとは
精油を組み合わせてブレンドすることで、さまざまなシーンや目的に合ったオリジナルの香りを創作することができる能力を認定する資格です。
ブレンドの知識や技術をアロマテラピーを行う際に活用することや、創作した香りを楽しみ、その魅力を伝えるのに適しています。🌿この資格でできること
オリジナルの香りによる空間芳香や、フレグランス作りを楽しめるようになります。
教育の場や、トリートメント時にブレンドの知識を活かせます。
アロマテラピー検定対象の30種に加え、さらに11種の精油を深く学べます。
オリジナル香水やアロマグッズのブレンドができるようになります。
   

🌿こんな人におすすめ
●オリジナルの香りで空間演出やフレグランス作りを楽しみたい方
●ブレンディングの幅を広げたい方
●教育・トリートメントの現場でブレンドの知識を活かしたい方オリジナル香水を作りたい方
●化粧品や生活雑貨、入浴剤、石鹸などの商品開発担当、社員のヘルスケア管理のための天然の精油を使った様々な利用法のでブレンド精油の組み合わせを学びたい方

精油の特性を活かしながら、目指す香りに近づけていくための知識を学ぶ講座です。
実習も多く実際に香りを作りながら学べて楽しい講座です。気になる方は是非お気軽にい問い合わせください。
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先日、磯部ボスとスタッフとで新しくオープンしたパン屋さんにイートインコーナーがあるということで ランチに行ってみました。 パンとシチュー、サラダとレモンハーブフルト のメニュー
焼き立てのパンは最高!思わずお代わりを♪

そしてシチューの香りが???
スパイスの香りが知ってるような知らないような???
嗅いだことあるようなないような。。。

クローブ!
そうクローブの香りがほのかにスパイシーに香ってて、おしゃれな感じ
こんな風にハーブやスパイスを使いこなせるといいよねー
ちょっとプロっぽい感じになるね♪ と感動しながら、しっかりパンも買い込んでスクールに戻りました。

そしてランチで話題になった「クローブ」ですが、シナモン(桂皮)やスターアニス(八角)と同じようにスパイスとしてスーパーでも見かけるようになりました。

クローブは非常に古い歴史を持つスパイスです。
古代からアジアでは、香料・料理・保存・口腔ケア・伝統医療など幅広く利用されてきました。
特にインドネシアのモルッカ諸島は、かつてクローブの重要な原産地として知られています。
ヨーロッパにも古くから伝わり、香辛料として非常に価値の高いものでした。
クローブは料理にも大活躍します。 例えば、ポトフ、カレー、シチュー、ハンバーグ、ピクルス、チャイ、ホットワイン、焼き菓子など。特に肉料理の臭み消しや、甘いスパイスとして使われます。
ちなみに、玉ねぎにクローブを刺して煮込み料理に入れる「オニオン・ピケ」は、フランス料理などでも使われる方法です。

クローブ(Clove)は、料理のスパイスとしても、アロマテラピーや伝統医療でも古くから使われてきた、とても特徴的な植物です。 私たちが「クローブ」として使っているのは、花が開く前のつぼみ(花蕾)を乾燥させたものです。
乾燥した形が「釘」のように見えることから、日本では「丁子(ちょうじ)」、英語では Clove と呼ばれます。
またクローブを使ったオレンジポマンダーは、ヨーロッパでは特に、クリスマスの時期の伝統的な香り飾りとして知られています。

ポマンダーの歴史
「ポマンダー」という言葉は、フランス語の pomme d’ambre(アンバーのリンゴ) に由来するとされます。
【ポマンダー(pomande)】とは、香りを楽しむための香り玉のこと。
もともとは、香料を詰めた小さな容器を身につけたり、部屋に置いたりする香りのための道具でした。
中世ヨーロッパでは、香りは単なる「いい匂い」だけではなく、衛生・宗教・身だしなみ・魔除けなどとも結びついていました。
その後、柑橘類にクローブを刺したものがポマンダーとして広まり、現在では特にクリスマスや冬の季節飾りとして親しまれています。
オレンジなどの柑橘類に、クローブ(丁子)の花蕾を一つ一つ刺して作ります。
Clove and Orange Pomander
オレンジの爽やかな香りと、クローブの温かくスパイシーな香りが重なり、甘く、温かく、少し神秘的な香りになるのが特徴です。
🍊🌿 オレンジポマンダーの作り方
●用意するもの
オレンジ……1個
クローブ……20~50個程度
竹串または爪楊枝
リボン……お好みで装飾用
●作り方
① オレンジを洗って水分をよく拭き取る
② クローブを刺す場所に竹串で小さな穴を開ける
皮は意外と硬いので、先に穴を開けるとクローブを刺しやすくなります。
③ クローブをオレンジに刺していく
全部を覆ってもいいですし、星、花、渦巻き、縦線、横線など、模様を作っても素敵です。
④ 風通しのよい場所で乾燥させる
ここがポマンダー作りで一番大切です。
湿度が高い状態で放置するとカビが発生することがあります。
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🌸 長く楽しむなら「乾燥」がポイント
昔ながらのポマンダーは、オレンジを徐々に乾燥させていきます。
オレンジの水分が抜けることで、果実が小さく硬くなり、クローブの香りと柑橘の香りを長く楽しめるようになります。
乾燥途中は、毎日少しずつ向きを変えることもポイントです。
完全に乾燥するまでには、環境によって数週間程度かかります。

乾燥が不十分だとカビが生えることがあります。特に日本の湿度の高い時期は注意し、風通しのよい乾燥した場所で作るのがおすすめです。また、完成品を食品として食べるものではありません。
How to Make Pomander Balls: Orange Pomanders | The Old Farmer's Almanac
もう少し季節が進んだら空気が乾燥してくるので簡単に作れます。オレンジポマンダーは、精油を使わなくても植物そのものの香りを楽しめます。
オレンジの果皮に含まれる芳香成分と、クローブのオイゲノールなどが組み合わさって、時間とともに少しずつ香りが変化します。「植物そのものを使った天然の芳香アイテム」として楽しむことができます。
ぜひ試してみてください。

ではアロマテラピーの精油としてのクローブをご紹介します。
    

2-050 クローブ
 
学名    Eugenia caryophyllus/Syzygium aromaticum 
科名    フトモモ科
抽出部位  蕾
抽出方法  水蒸気蒸留法
主要成分  【フェノール類】オイゲノール 【セスキテルペン炭化水素類】β-カリオフィレン 【エステル類】酢酸オイゲニル
原産国   マダガスカル、インドネシア

◆クローブの作用◆ 抗菌作用、抗ウイルス作用、子宮強壮作用、通経作用、鎮痛作用、麻酔作用、鎮痙攣作用、殺真菌作用、抗真菌作用、神経強壮作用、駆虫作用、抗寄生虫作用、殺寄生虫作用、健胃作用、駆風作用、免疫刺激作用、麻酔作用、血圧上昇作用、加温作用、神経バランス回復作用、鎮静作用

クローブの原産地は香辛料の島として知られるインドネシアのモルッカ諸島(香料諸島)です。
常緑性の5m前後の高木で成長するとかなり大きくなり、高さ10~20mほどになることがあります。
樹形は比較的整った円錐形から広がった形になり、樹皮は灰色がかった色をしています。
熱帯性の植物なので、暖かい気候、十分な水分、湿度、日当たりを好みます。そのため、熱帯・亜熱帯地域で栽培されています。

葉は楕円形~長楕円形で、先端が尖っています。表面には光沢があり、濃い緑色。フトモモ科の植物らしく、葉には精油を含む油腺が存在します。葉を揉むと、クローブを思わせる独特の香りを感じることがあります。

私たちがスパイスとして「クローブ」と呼んでいるものは、花そのものではありません。
正確には、開花前の花蕾(かりん)を収穫して乾燥させたものです。つぼみは最初、緑色をしています。
成長すると先端部分がピンク~赤みを帯びてきます。花が開く直前が収穫の適期とされます。
Árvore de Cravo e Canela Imagens e Características – Mundo Ecologia
花蕾を収穫せずにそのままにしておくと、花が開きます。クローブの花は、白~淡いピンク色の雄しべが多数広がる特徴的な姿をしています。中心からたくさんの雄しべが伸びるため、ふわっとした花に見えます。

そして花が受粉すると、クローブには果実ができます。
果実は楕円形~やや細長い形で、熟すと赤紫色を帯びます。

クローブは植物全体に芳香成分を含んでいます。
主要成分は、オイゲノール(eugenol)です。この成分がクローブ独特の、甘く、温かく、スパイシーで少し薬草を思わせる香りに大きく関係しています。そのため、花蕾だけでなく、葉や枝などからも精油が得られます。
ただし、部位によって精油の成分構成や香りの特徴は異なります。
花蕾は薬用および食用にします。
生薬名は「丁字、丁香」、食品名は「クローブ、Clove」です。
食品のクローブは肉料理に、香り、臭み消し、抗菌などを目的に用いられます。
薬用では、丁字を水蒸気蒸留して得られる丁字油(クローブ精油)を、歯科で局所麻酔、消毒などに用います。
生薬の味は辛、性質は温、温中降逆、温腎補陽の効果があり、健胃、鎮嘔を目的に用いられます。
漢方処方では女神散、治打撲一方などに処方されます。

 ■こころに
気分が落ちている時に、気持ちを明るく高揚させてくれます。
今の状況を変えるための行動力とパワーを与えてくれます。
記憶力を高める作用もあります。
落ち込んだ気持ちを明るくさせて、興奮した時には鎮めてくれる嬉しい効果もあります。
疲労から気力が衰えているときに刺激を与えます。心が落ち着き勉強や仕事もはかどるでしょう。
精神的な疲労やストレスを軽減する効果も期待されています。

■からだに
体を温める作用があります。冷えによる関節炎やリウマチにも効果的です。
主に消化器系の不調に効果を表します。胃腸を温め、消化不良、下痢など、冷えが原因の胃腸トラブルに効果的です。
胃腸の不調からくる口臭も改善してくれます。
消化を助け、吐き気や嘔吐、腹痛にも効果があり、ナチュラルな鎮痛剤としても利用できます。
「オイゲノール」はとても強い殺菌作用と抗菌効果のある成分が含まれているため、歯の痛み止めや局部麻酔としても使われています。
肩こりや筋肉の緊張を和らげる、胃腸の不調を緩和する可能性があります。マッサージオイルなどに希釈して使用するのがおすすめです。

■おはだに
ニキビやあざ、ただれ、水虫にいいと言われています。創傷を改善させる働きがあります。

■くらしに
カビの増殖を抑える抗カビ特性もあり、クローブの精油を染み込ませたコットンをクローゼットや靴箱・押入れなどに置いておくと、衣類を虫から守るのと同時にカビが生えるのも防いでくれます。
アロマポットなどで香らせても、嫌なカビ臭さを抑えてくれます。
昆虫忌避作用が高いので、虫除けスプレーなどに活用できます。
ゴキブリなどの害虫が嫌がる成分が含まれていることから防虫剤としての効果もあります。

◆ご使用上の注意事項
フェノール類は皮膚刺激が強い中でオイゲノールは皮膚を荒らす危険性が一番低く比較的広範囲に使用されますが、必ず低濃度で使用ください。
通経作用があるため妊産婦には使用しないでください。
乳幼児やアルコール中毒症、腎臓・肝臓の疾患がある人は使用を避けてください。

公式インスタグラム アロマ&リラクゼーション ベルクウォーレ〈公式〉(@aroma_belta_cuore) instagram.com

最後まで読んでいただきありがとうございます。 
料理にクローブってあまり使ったことがないです。
ちょこっと調べてみました。

① クローブ香るポトフ材料(2~3人分)
鶏もも肉または豚肉……200~250g
玉ねぎ……1個
にんじん……1本
じゃがいも……2個
キャベツ……適量
クローブ……2~3個
コンソメ……1個
水……500ml
塩・こしょう……少々

作り方
玉ねぎの皮をむき、クローブを2~3個刺す。
材料を鍋に入れて煮込む。
野菜と肉が柔らかくなったら、クローブを取り除く。
塩・こしょうで味を整える。
👉 クローブの香りが肉の臭みを抑え、いつものポトフが少し上品な味になります。

② クローブ入りチキンカレー (2~3人分)
鶏もも肉……250g
玉ねぎ……1個
にんじん……1/2本
カレールウ……適量
クローブ……2~3個
水……適量
油……少々
ポイント:最初に油でクローブを軽く炒めて香りを出してから、玉ねぎ・鶏肉を加えます。
👉 市販のカレールウでも、スパイス感が一段深くなります。※クローブは食べる前に取り出してもOKです。

③ クローブ香るチャイ(2杯分)
紅茶……小さじ2
水……150ml
牛乳……200ml
クローブ……2個
シナモン……1本
カルダモン……1~2個
しょうが……薄切り2~3枚
砂糖……お好みで

作り方
水にスパイスとしょうがを入れて2~3分煮ます。
紅茶を加え、牛乳を加えて温めます。茶こしでこして完成。
👉 クローブは2個程度でも十分香ります。

④ りんごのクローブ・コンポート
りんご……1個
水……100ml
砂糖……大さじ1~2
クローブ……1~2個
シナモン……少々
レモン汁……小さじ1
りんごを切って材料を鍋に入れ、弱火で10~15分煮るだけ。
👉 りんご+シナモン+クローブは非常に相性のよい組み合わせ、ヨーグルトに添えても美味しいです。

クローブはシナモン、カルダモン、スターアニス、ブラックペッパーなどとの相性も良いようです。
まずはチャイからかな~(‘◇’)ゞ

 

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