こんにちは~(*^▽^*)
ベル・クウォーレの磯部です。
三寒四温を繰り返し、少しずつ春が近づいています!
そんな中、
季節の移り変わりは
日々のお買い物のお野菜たちからも感じますよね。
ちなみに
昨年の天候不順のためここ数ヶ月間、葉もの野菜の価格が高騰しているのを
お気づきの方も多いと思いのではないでしょうか。
先日購入した
小玉の春キャベツが
一玉600円という表示で一瞬伸ばした手が固まりました(^^;;
が、旬の食材で
栄養を摂るのは大事だと思い、購入しました(笑)
家に帰ってキャベツを千切りにしながら
ふと思ったのは
エッセンシャルオイルって『高い!』ってしょっちゅう
言われるよねぇ~( ̄▽ ̄) ということ(笑)
ヨーロッパでは医療での保険適用もされている国もある
エッセンシャルオイルですが日本では雑貨扱い。
それゆえ、エッセンシャルオイルの質も多様化し、
多くの方がいろんな情報に迷われているのを感じる昨今です。
なのでちょっとエッセンシャルオイルのお話を…
野菜もハーブも、自然の恵みからもたらされるものですので
収穫量は気候に非常に左右されます。
つまり、毎年同じ量が採れるなんてことはありません。
エッセンシャルオイルというのは
植物の水分を摂ってるのではなく
蒸留のための専用の器材で
揮発性の香りの成分だけを
時間をかけて丁寧に抽出されています。
この写真の丸く油のように浮いているのがエッセンシャルオイルです。
最も高価とされるブルガリア産のローズオットーの精油は
3mlで15,000円で、その価格に
驚かれます。
が、よくよく考えてみるとですね。
3tのバラの花弁からわずか1㎏しか採れないそうで…
つまり計算上での採油率は1/3000。
一滴(0.05ml)につき約100~120個の薔薇の花弁が必要なんです。
ということは
3mlだと約60滴ということで
100~120本×60滴=6000~7200個の薔薇が使用されていると
いうわけですね。
しかも上質なダマスクローズは朝摘みが鉄則。
なぜかというと
香りの成分は太陽が高く昇ってしまうと蒸散してしまうので、
花の収穫はみずみずしさが残る早朝から午前11時ごろまでが良いとされているからです。
そこまで丁寧に作られているということだけでも驚きですが
ここに人件費・輸送費・器材費などを
入れて考えると
「うわ!全く高く無い!
逆に生産農家さん大丈夫かしら?( ̄▽ ̄)」
と思うわけです。
野菜の値段と生産量は密接。
精油の値段と採油量の割合も密接。
価格にはそれ相当の理由があるというわけなんです。
ここで必ず言われるのは
「食べ物は分かるけど…
匂いのするだけのものだったら
天然にこだわらでもいいんじゃないの?」
もちろん、天然や合成にこだわらず
ご自身にとって
心地よいと思える香りでリラックスするということは
とても大切です☆
香りのある生活空間を、多くの方が取り入れている昨今だからこそ
ぜひとも知って頂きたいのが、合成香料と天然香料の違いとそれぞれの
メリット&デメリット。
それぞれを
上手に使い分けることで、生活空間の質をより豊かにするだけでなく、
心身の疲れや不調を緩和したり健康維持に役立てることができるんです。
ということで
アロマのお話は長くなりそうなので
続きは後日☆
お読みいただきありがとうございました。