024 パイン(オオシュウアカマツ/アカマツヨーロッパ)

024   パイン (オオシュウアカマツ/アカマツヨーロッパ)
学名    Pinus sylvestris
科名    マツ科
抽出部位  針葉
抽出方法  水蒸気蒸留法
主要成分  【モノテルペン炭化水素類】α-ピネン、β-ピネン、リモネン、
       δ-3-カレン、テルピノレン、β-ミルセン
      【セスキテルペン炭化水素類】β-カリオフィレン
原産国    スコットランド、東欧、北欧、フランス

パインは毯果をつけるマツ科の針葉樹で、ヨーロッパからシベリアにかけてのユーラシア大陸北部からアジ ア北部に広く分布しているため、「レッド パイン」「シベリアパイン」「ノルウェーパイン」などそれぞれの国で異なる名で呼ばれています。
日本では「オウシュウアカマツ」の名で知られています。
パインの原産はオランダ、もしくはユーラシア大陸と言われていますが、現在はヨーロッパとアジアに多く生息しています。樹高は40m、周囲は1mにもなる巨大な木です。樹齢も500年近くになるものもあります。
まっすぐ伸びるパインの木は、古くから帆船のマスト等、重要な木材として私たちの生活に役立ってきました。魂を浄化する儀式といった宗教的に使われることもありました。マットレスに松の葉を詰めて使われることもありました。
パインの精油には沢山の種類がありますが、一番使いやすく一般的なものはこのPinus sylvestrisの学名のものです。

パインは日本では「松」と呼ばれています。松と言うと、懐かしくなじみやすく感じる方もいらっしゃると思いますが、マツ属の生育範囲はとても広くたくさんの品種があり、日本においては、アカマツやクロマツなどが有名です。私たちの身の回りにも古くから存在している松、その香りはどこか懐かしさを感じる方もいるのではないでしょうか。

パインの針状の葉は古代から治療特性が認められ、精油はほとんどがモノテルペン炭化水素類で構成されており、肺の感染症の治療や呼吸器の不調に有用といわれています。
その他、神経疲労やリウマチの治療に使われたり、アメリカの先住民は虫除けに使っていました。

パインはエッセンシャルオイルの中でも生産量が多く、現在は、殺菌剤、洗浄剤、殺虫際、塗料、製紙工業に利用され、とくに入浴剤やソープなどの香料にも使われています。

また、マツの針葉(ニードル)から採油されているため、針葉以外の部位から採油された精油と区別するために「パイン・ニードル」とも呼ばれいます。

パインの香りは、心地よい森林の風に包まれ、深呼吸をしたくなるような清々しい香りの中に、静けさと落ち着きを感じるウッドの香りです。この香りは、パインの葉や枝に含まれる芳香成分、α-ピネンによるものです。 森の中を散歩しているときに感じるすがすがしい空気感、いわゆる森林浴効果は、木々などの植物が出す揮発性物質であるフィトンチッドが要因といわれていますが、このフィトンチッドの中にもα-ピネンが含まれており、森林特有のリフレッシュ効果をもたらします。
さらに、酢酸ボルニルという樟脳のようなシャープな香りが、針葉樹の森らしい凛とした雰囲気を感じさせます。
静かな森林に一歩足を踏み入れた時のしんとした静けさと、ヒノキやスギなどにも共通する、どこか懐かしさを感じる安心感が心地よいバランスをもつ香りです。

◆パインの作用◆
鎮痛作用、抗菌作用、抗感染作用、消炎作用、抗リウマチ作用、呼吸器の鎮痛作用、うっ滞除去作用、去痰作用、血圧上昇作用、結石溶解作用、神経強壮作用、局所循環促進作用、殺菌消毒作用、刺激作用、肝臓の浄化、血行促進作用、コルチゾン作用、免疫向上作用、抗肥満作用、抗炎症作用、森林浴効果、湿疹への殺菌作用、抗炎症作用

こころに
パインは疲れて気分が落ち込んだり、なんとなくやる気がでないとき、頭がすっきりしないときなどに、リフレッシュして元気・活力をを与えてくれます。また、森林浴のようなヒーリング効果も期待できるので、呼吸を深くし、心を優しく癒してくれる日々のストレスケアにも役立てる香りです。

からだに
弱った気力を強壮する作用があります。殺菌(抗菌)作用や、気管や気管支にたまった痰を除去する「去痰作用」がある成分が含まれており、呼吸器系の痛みや炎症を和らげる効果があります。また、鼻水や鼻づまりの症状の改善に役立ちます。気管の炎症緩和や、うっ滞除去、せきや喘息にもおススメです。
また、殺菌作用や消炎作用もあるので泌尿器系、生殖器系の疾患に利用されることも。鎮痛・鎮静作用はリウマチ痛や関節炎に役立ちます。
また、血液循環を促し体を温め、代謝を助けるといった効果も期待できますので、バスタイムでの活用やマッサージなどでの使用もおすすめです。


おはだに
皮膚へは抗炎症作用があります。アトピー性皮膚炎にもいいと言われています。湿疹などに対する殺菌作用もあります。パインには様々な種類がありますが、この種類が一番皮膚に使いやすいです。

植物油(ベースオイル)やバスソルトで精油を希釈してお風呂に入れて入浴したり、トリートメントとしてマッサージに使用することがおススメです。
殺菌作用や消毒作用、抗炎症作用のある成分も含んでおり、湿しんやアトピー性皮膚炎など、治りにくい皮膚のトラブルに使用されるケースがあります。
デオドラント作用をもつため足浴やフットスプレーなどにも役立ちます。

その他
アロマディフューザーやアロマスプレーで空間に芳香させる事で、お部屋内の感染対策や、森林浴気分を楽しむのもおすすめです。また、ティッシュやコットンに含ませタンスに入れる事で衣類の防虫にも活用できます。

アンモニア等の悪臭を特異的に除去できる精油としてパイン精油が紹介されています。トリエチルアミンという強いアンモニア臭を90%除去したことがわかっています。

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