キーワード&データ
| キーワード | グラウンディング・浄化・清澄・鎮静・防虫 |
|---|---|
| 学名 | Cryptomeria japonica |
| 科名 | ヒノキ科 |
| 抽出部位 | 心材 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| ノート | ベース |
| 香りの系統 | ウッド系 |
| 香調 | ウッディノート |
| 主な成分 | δ-カジネン、α-ピネン、α-ムウロレン、ジャーマクレンD、ツヨプセン、β-カリオフィレン、β-エレメン |
| 原産国 | 日本 |
| 陰陽 | 陽 |
| 相性のよい星座 | 獅子座 |
| 相性のよい天然石 | スモーキークォーツ |
| 対応チャクラ | 第1チャクラ |
| 注意事項 | 妊娠中の使用は避ける。敏感肌の方はパッチテストを行う。乳幼児への使用は避ける。 |
ストーリー
スギ(杉)は、日本を代表する針葉樹のひとつです。神社やお寺の境内に高くそびえる姿はよく知られており、神聖な木として古くから日本人の暮らしと深く結びついてきました。学名のCryptomeria japonicaはギリシャ語で「隠れた宝」を意味するとされ、その名のとおり、日本固有の種として世界に誇る森林を形成しています。
スギ材は、建築・家具・桶・酒樽など、日本の生活文化に幅広く活用されてきました。特有の芳香は古くから防虫・防腐の目的でも用いられており、衣類や食材を守るための知恵として伝承されています。精油の利用は比較的新しいものの、日本国内の研究機関によって成分や吸入効果が研究されており、「和の精油」として注目されてきた精油です。
植物の特徴
スギはヒノキ科スギ属に属する常緑高木で、日本固有の種です。本州・四国・九州の山地に自生し、北海道南部を中心に広く植栽されています。成木になると樹高が30〜60メートルに達することもあり、日本に自生する木の中で最も大きくなる種のひとつとされています。成長が速く、比較的長命であることも特徴のひとつです。
日本の太平洋側(オモテスギ)と日本海側(ウラスギ)では、形態的・生態的な差異が見られます。日本海側のスギは多雪環境に適応した性質をもち、植栽面積は日本の人工林の約45%、全森林の18%に達するともいわれています。精油の抽出に用いられる心材部分には、δ-カジネンをはじめとするセスキテルペン炭化水素類が豊富に含まれており、スギ独特の清潔感のあるウッディな香りの源となっています。
効果・効能
心への作用
スギの香りは、日本の森林浴に通じる落ち着きをもたらすとされています。一般的なアロマテラピーの場では、気持ちを穏やかに整え、緊張や慌ただしさを感じているときに選ばれることがあります。国内の研究では、スギ精油の香り成分の吸入が自律神経の調整や心理的なリラクゼーションに関与する可能性が示唆されており、集中したい場面や瞑想・呼吸の練習を行う際の芳香浴に用いられることがあります。
体への作用
スギ精油に最も多く含まれるδ-カジネンをはじめとするセスキテルペン炭化水素類は、リンパや静脈の循環を整える用途で紹介されることがあります。一般的なアロマテラピーの資料では、体内の余分な水分の排出やむくみケアを目的としたトリートメントに用いられることが知られています。また、α-ピネンなどのモノテルペン類を含むことから、呼吸器系のケアを目的とした芳香浴に選ばれることもあります。ツヨプセンやδ-カジネンなどの成分は、防虫・抗菌の用途でも知られており、スギ材が虫除けや防腐に優れているという日本の伝統的な知恵とも一致しています。
肌への作用
スギ精油は、皮脂バランスのケアや肌の収れんを目的とした用途で紹介されることがあります。ただし、精油は必ず植物油などで十分に希釈してから使用してください。敏感肌の方は使用前にパッチテストを行うことをおすすめします。
主な作用一覧
- 鎮静
- 消炎
- 防虫・防腐
- 収れん
- 去痰
- リンパ強壮
- 静脈強壮
- 自律神経調整
おすすめの使い方
スギ精油は妊娠中および乳幼児への使用はお控えください。敏感肌の方は使用前にパッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24時間様子を見ること)を行うことをおすすめします。
- 芳香浴(ディフューザー):
ディフューザー(精油の香りを空間に広げる器具)に1〜2滴を目安にお使いください。日本の森を思わせるウッディな香りが空間に広がり、集中したいとき・瞑想・呼吸の練習を行う際などに選ばれることがあります。30〜60分を目安に換気を挟みながら使用するのがおすすめです。
→ 詳しい使い方はこちら - アロマバス(沐浴法):
精油を直接浴槽に入れることは避け、キャリアオイル(精油を薄めるために使う植物性のオイル)や乳化剤(バスベース・はちみつ・全脂粉乳など、水と油をなじませること)に1〜3滴を混ぜてから浴槽に入れてください。スギのウッディな香りが浴室に広がり、ゆったりとした入浴時間に選ばれることがあります。
→ 詳しい使い方はこちら - トリートメント(ボディ):
ホホバ油やスイートアーモンド油などのキャリアオイル10mLに対して2〜4滴(1〜2%)を目安に希釈(植物油で薄めること)してお使いください。むくみが気になる脚やふくらはぎのセルフトリートメントなどに用いられることがあります。肌に直接原液を塗布しないようにしてください。
→ 詳しい使い方はこちら - 手作りコスメ・生活雑貨:
コットンやウッドチップに精油を1〜2滴含ませてクローゼットや引き出しに置くことで、衣類の防虫・芳香として活用されることがあります。また、精製水にスギ精油を加えたルームスプレー(乳化剤で十分になじませてから使用)として、お部屋の空気を整えるのにも使われることがあります。
→ 詳しい使い方はこちら
精油のブレンド
スギ精油は、ウッド系を軸にフローラル系・柑橘系・樹脂系のさまざまな香りと自然になじみます。比率の目安は使いやすい1:1から始め、好みに合わせて調整してみてください。
- フローラル系:
ラベンダー(ウッディな落ち着きにフローラルの柔らかさが加わり、穏やかな印象になります) - 柑橘系:
ベルガモット(柑橘の明るさがスギのウッディな香りに軽やかさを与えます) - ウッド系:
ヒノキ(日本の森らしい清潔感のある香りが深まります)、サイプレス(すっきりとしたウッディな香りが際立ちます)、サンダルウッド(温かみのある甘さと重なり、深みのあるブレンドになります) - 樹脂系:
フランキンセンス(樹脂系の深みとよく合い、瞑想の場面に選ばれることがあります)
ブレンドする際はそれぞれの精油をキャリアオイルで十分に希釈し、合計の濃度が適切な範囲に収まるよう調整してください。
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※アロマテラピーは医療ではありません。掲載内容は効果効能を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方、お子様に使用する場合は専門家にご相談ください。











