アロマテラピーと予防医学

皆さま、ご無沙汰しておりました~(*^▽^*)
ベル・クウォーレの磯部です☆

さてさて、

ベル・クウォーレは
公益社団法人日本アロマ環境協会
認定教室としても活動をさせていただいており

私とチーフインストラクター・なかきたは
当協会のアロマテラピーインストラクターでもあります♪

そんなこともあって、先日、
専門セミナー
【アロマテラピーと一次予防を考える】
~うつとアロマテラピー~
の、講演を聴講してまいりました!

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えっと、その前に!

【予防医学】の説明を少しさせてください☆

予防とは
【想定される悪化に対して事前に備えておくこと】
なんですが、その種類は下記の通り☆

 

予防医学について

 

アロマテラピーは、ここでいう
【一次予防】つまり
【疾病の発生そのものを予防すること】などで
活用いただける優れもの(*^▽^*)

今回
【うつ】に関しては精神科医の小森医師。
【ストレスと脳疲労】に関しては臨床工学博士の外池博士。
という、非常~~~に中身の濃いお話!

会場の動員数が関心度の高さを物語っているようです!
(この時はまだ少し余裕のあった時のショットです)

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目に見えない精神疾患への理解というのは
日本ではまだまだ遅れていると感じる昨今。

【うつ病は心の風邪】というキャッチコピーが
使われていますが
自殺…という最大のリスクもはらんでいる、
決して軽視してはいけないものなんです。

 

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冒頭、小森医師はおっしゃいました。

 

「うつ病とは心のガス欠状態なんです。
頑張って頑張って疲弊し、頑張りたくても、もう頑張れない。
車でいうところのガソリン、つまりエネルギーがない状態なんです。
なりやすい性格はありますが、
ストレスが大きければ、誰でもなり得るものなんです」

 

そうして行われた、うつ病患者さんへの臨床試験は、
【うつ病治療の選択肢を広げるため】に
最悪のリスクを伴わないような細心の注意のもと行われた
そうです。

 

まず、うつ病疾患の方に多く見られる
【不眠症】には
古代ギリシャ時代から「神の睡眠薬」と呼ばれてきたバレリアン。

【抗うつ、抗ストレス作用】が見出された香りとして
柑橘系の精油たち。

 

とはいえ…

 

それらは一定の成果がデータ上で示されたものの
一部マスコミなどから、研究結果の学会・論文発表が
拡大解釈される誤解を生じる懸念、

 

そして薬事法などから
【うつ病治療】に関しては今現在は発表しない方針で
【うつ病予防】のお話に重きを置いてお話くださいました。

 

精油が医師の指示の元、服用でも使用され
(日本では服用は認められていません)
保険適用もされている
ヨーロッパ諸国に比べ、日本でのアロマはまだまだこれから。
それでも現在の医師法や薬事法と照らし合わせ、少しずつ
前進しているのは伝わってきましたし、
なにより、このセミナーでうつ病への理解が進み
予防への期待が高まりました☆

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次の
【ストレスと脳疲労、香りの効果】のセミナーでは

視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五感に比べて
匂いや香りがどれほど記憶に定着するのか?

 

まるで理工学部か臨床工学部での講座のような
専門用語が飛び交う、それはもう高度な内容で
噛み砕いて理解するまで少々時間がかかりましが(^▽^;)

 

つまりは

 

香りと記憶と感情は密接なので
五感を通じて、より良い環境に身を置くことで
ストレスや疲労感は相当軽減されるということが
専門分野の分析結果からも分かり、

これからますます香りを活用してゆこう!と
未来への可能性を感じることができました☆

 

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私がアロマと出会った20年前からは、想像もできなかった
今の日本での普及率。
日進月歩の情報に遅れないよう、最新の正しい情報を
お伝えできるよう、これからも皆様と楽しく歩んでゆきたいと思いますので
よろしくお願いいたします♪

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